フォンダシオン ルイ・ヴィトンにて「シンディ・シャーマン展」が開催|LOUIS VUITTON

Cindy Sherman Untitled #92、1981 Chromogenic color print 61 x 121.9 cm Courtesy of the Artist and Metro Pictures, New York© 2019 Cindy Sherman

LOUNGE / ART
2020年7月31日

フォンダシオン ルイ・ヴィトンにて「シンディ・シャーマン展」が開催|LOUIS VUITTON

LOUIS VUITTON|ルイ・ヴィトン

コロナ禍による臨時閉館から復活
フランスでは14年ぶりとなる「シンディ・シャーマン展」

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

1975年から2020年まで170作品、300点以上の写真を展示

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時閉館しているフォンダシオン ルイ・ヴィトンが、9月23日(水)より再オープンすることがアナウンスされた。

それと同時に「シンディ・シャーマン展」を開催することも発表。もともとは4月から開催される予定だった本展だが、次期を変更しての開催となる。

フランスでシンディ・シャーマンに関する展示が行なわれるのは、実に14年ぶり。
1975年から2020年までの170作品を集め、300点以上の写真が一堂に会する貴重な機会となる。
1500平方メートル以上にも及ぶ展示スペースに並べられる作品は、、《Untitled film
stills》、《Rear Screen Projections》、《Fashion》、《History Portraits》、《Disasters》、《Headshots》、《Clowns》、《Society Portraits》、《Murals》、《Flappers》などの代表作のほか、男性やカップルの姿を捉えた新シリーズも含まれている。
本展はシンディ・シャーマン自身の全面的な協力を得て開催され、特に2010年代初期の作品や未発表の作品にスポットを当てる。
この回顧展と並行し、シンディ・シャーマンの協力によりフォンダシオン所蔵のコレクションから厳選した作品群を、「Crossing Views(交差する視点)」と題して展示される。

展示は、作品と呼応するように2つのフロアで構成。絵画、写真、彫刻、動画、インスタレーションなど、さまざまなアプローチと媒体を使ったポートレートと解釈を中心に展示される。

世代もバックグラウンドも異なるフランス人アーティストのほか、国際的に活躍するアーティスト20人による作品を紹介。約60点の作品で構成される予定で、その多くがフォンダシオンでは初の展示となる。
シンディ・シャーマン展
会期|2020年9月23日(水)~2021年1月3日(日)
会場|フォンダシオン ルイ・ヴィトン
8 Avenue du Mahatma Gandhi, 75116 Paris,
出演予定アーティスト|
アデル・アブデスメッド(1971年、アルジェリア・フランス)、マリーナ・アブラモヴィッチ(1946年、
セルビア)、ジアド・アンタル(1978年、レバノン)、クリスチャン・ボルタンスキー(1944年、フラン
ス)、ルイーズ・ブルジョワ(1911年-2010年、アメリカ)、クレマン・コジトル(1983年、フランス)、
リネケ・ダイクストラ(1959年、オランダ)、サミュエル・フォッソ(1962年、カメルーン)、キルバート
& ジョージ(1942年、イギリス)、ダミアン・ハースト(1965年、イギリス)、ピエール・ユイグ(1962
年、フランス)、アネット・メサジェ(1943年、フランス)、ザネレ・ムホリ(1972年、南アフリカ)、
アルバート・オーレン(1954年、ドイツ)、ロブ・プルイット(1964年、アメリカ)、シンディ・シャーマン(1954年、アメリカ)、ヴォルフガング・ティルマンス(1968年、ドイツ)、ローズマリー・トロッケル
(1952年、ドイツ)、アンディ・ウォーホル(1928年-1987年、アメリカ)、ミン・ウォン(1971年、シ
ンガポール)
問い合わせ先

フォンダシオン ルイ・ヴィトン
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/the-foundation/the-fondation-louis-vuitton#

                      
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