丸の内にギャラリースペース「白 marunouchi」がオープン。陶芸家・辻村史朗氏の展覧会を開催|白 marunouchi
LOUNGE / ART
2019年4月19日

丸の内にギャラリースペース「白 marunouchi」がオープン。陶芸家・辻村史朗氏の展覧会を開催|白 marunouchi

白 marunouchi|ハク マルノウチ

一を乗せたら、百。
ひとつ、幸せなものを手にすることで、九十九の幸せに気づく小箱

2019年4月27日(土)、ギャラリースペース「白 marunouchi」が千代田区丸の内に誕生する。「白」という名は、「一を乗せたら百」ということに由来し、このスペースを訪れる人々が「ひとつ、幸せなものを手にすることで、九十九の幸せに気付く」という願いが込められている。こけら落としとして、2019年4月27日(土)から6月15日(土)の期間、陶芸家・辻村史朗氏の展覧会を開催。凛々しく、そして豊かな自然の中から生まれた美しい作品の数々をこの機会にぜひ堪能して欲しい。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

ひとつ、幸せなものを手にすることで、九十九の幸せに気づく。

白 marunouchi は千代田区丸の内に誕生する新しいギャラリースペースだ。“白”(はく)とは「一を乗せたら、百。ひとつ、幸せなものを手にすることで、九十九の幸せに気づく。一日を少しあかるくする小箱」、このような想いから 名付けられたという。たったひとつのモノに出会うことで人生が劇的に変わるということはよくあることではないが、ひとつの出会いによってこれまで気付かなかった幸せが見えるようになるとしたら、それはまさしく価値のある出会いと言えるだろう。こけら落としとして、2019年4月27日(土)より6月15日(土)の期間、陶芸家・辻村史朗氏の展覧会が開催される予定だ。

辻村史朗氏は1947年生まれの陶芸家で、奈良市水間を拠点に活動している。自然豊かな土地に根ざし、窯、家屋、茶室、畑にいたるまで自身で築き、50年以上にわたり作陶をしている。自然の中で作られる作品には凛々しさと美々しさが同居しており、その圧倒的な存在感は見る者の心を打ち、日本国内のみならず、アメリカ、ヨーロッパにおいても高い評価を獲得。アメリカではクリーブランド美術館、ミネアポリス美術館、ブルックリン美術館、フリーア美術館、メトロポリタン美術館、サンフランシスコ美術館ほか多くの美術館に、またヨーロッパでは大英博物館、ストックホルム美術館、フランクフルト工芸美術館など、多くの美術館や財団にて作品が所蔵されるなど、日本を代表する芸術家として世界に名を馳せる存在だ。

本展では、作家自らが選び抜いた作品(陶芸、絵画、書)、計99点が紹介されるほか、開催を記念し、限定本「白 辻村史朗」(価格:5,400円)も販売される。初日である4月27日(土)17時~19時には、辻村氏を交えてレセプションも。その圧倒的な世界観と、日々の暮らしを心豊かにする、愛おしい“ひとつ”との出会いを求めて。「白 marunouchi」であなたはどんな出会いをするのだろうか。

辻村史朗
1947年 奈良県に生まれる
1965年 画家を志す
1970年 水間に居を定める 築窯
1977年 水間にて初個展 国内で個展活動をはじめる(絵、陶芸)
1993年 ドイツ、アメリカ、フランス、イギリスほか海外で個展活動をはじめる
1999年 裏千家茶道資料館にて「辻村史朗・壺と茶碗展」
2003年 ニューヨーク・ギャラリー「古今」にて個展開催
2007年 ベネチアビエンナーレ アルテンポ館に招待展示
国内外で陶芸、絵、書の展示会を開催

辻村史朗展
会期 | 2019年4月27日(土)~6月15日(土)
会場 | 白 marunouchi
レセプション | 4月27日(土)17:00-19:00
住所 | 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1階 紫野和久傳内
電話 | 03-3240-7072
営業時間 | 11:00-18:00
定休日 | 日祝
※4月28日(日)から5月5日(日)は休まず営業、5月6日(月)は臨時休業

問い合わせ先

白 marunouchi

www.hakumarunouchi.com

           
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