ART|5組10名様に鑑賞券をプレゼント!『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家』
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2015年2月16日

ART|5組10名様に鑑賞券をプレゼント!『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家』

ART|5組10名様に鑑賞券をプレゼント!
写真家「ロバート・キャパ」を創り出したふたり

『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家』

世界でもっとも著名な写真家のひとり、「ロバート・キャパ」ことアンドレ・フリードマンが生まれた1913年から、来年でちょうど1世紀になる。これを記念して、横浜美術館では2013年1月26日(土)から3月24日(日)の期間、『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家』展を開催する。

Text by IWANAGA Morito(OPENERS)

「ロバート・キャパ」は架空の写真家だった

アンドレ・フリードマンとゲルタ・ポホリレ。ふたりの写真家は、1934年にパリで出会い意気投合し、1936年春に「ロバート・キャパ」という架空の名を使って、報道写真の撮影と売り込みをはじめる。仕事が軌道に乗りはじめてほどなく、フリードマン自身が「キャパ」に取って代わり、ポホリレも岡本太郎にちなんだ「ゲルダ・タロー」という名で写真家として自立していく。

本展覧会は、キャパとタローそれぞれの写真作品によるふたつの「個展」で構成されている。これまでは、その共同作業ゆえにどちらが撮影したものかを判別するのが困難であったが、近年の調査研究によって写真作品の全貌が明らかになってきた。

ゲルダ・タローの活動を日本ではじめて総括的に紹介

死後50余年を経てなお絶大な人気を誇るロバート・キャパと、その陰でほとんど紹介されることのなかったゲルダ・タロー。今回が、タローの活動を日本ではじめて総括的に紹介する機会となる。約300点にのぼる豊富な写真作品と関連資料によって、ふたりの生涯と活動の軌跡をたどりながら、両者の深い繋がりと個性のちがいを浮かび上がらせていく。

写真家としての本格的なデビュー作となった、1932年のコペンハーゲンでのトロツキーの演説を捉えた写真にはじまり、スペイン内戦における「崩れ落ちる兵士」や、第二次世界大戦の「Dデイ」のルポタージュなどの記念碑的作品をふくむ戦争写真。さらに、晩年の日本滞在期の風俗写真、地雷によって爆死を遂げる直前に撮られたインドシナ戦争の写真にいたるまで、キャパの生涯の仕事を網羅する。

時代を越えて、私たちの心を捉えつづける報道写真家「ロバート・キャパ」の人生と活動。本展は、その業績を振り返る最良の機会となるだろう。

『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家』鑑賞券を5組10名様プレゼント!

応募締切|2013年1月14日(月/午前10時)まで
応募は終了しました。

たくさんのご応募ありがとうございました。

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なお、ご返信期限が過ぎた場合、無効となりますのでご注意ください。

『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家』

日程|2013年1月26日(土)~3月24日(日)

時間|10:00~18:00(入館は17:30まで)

休館日|木曜日 1月31日(木)は開館

会場|横浜美術館

神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
http://www.yaf.or.jp/yma

           
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