体感型アートフィルム「KAMUY」が限定公開|ART
LOUNGE / ART
2016年10月27日

体感型アートフィルム「KAMUY」が限定公開|ART

ART|10月29日、30日の2日間限定公開

「-KAMUY- A NEW EXPERIMENTAL FILM EXPERIENCE」

2016年10月29日・30日の二日間限定で、ショウダユキヒロ氏が監督したアートフィルム「KAMUY(カムイ)」が公開される。“生と死・性と命”をテーマに新感覚のCGを駆使することで、体感型アートフィルムが完成した。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

テーマは“生と死・性と命”

今回監督を務めたショウダユキヒロ氏は、サカナクションやRADWIMPSのMVやCMを中心としながら、国内外で評価の高い「blind」や「Social 0.0 LAB」、「TOWER RECORDS LIVE LIVEFUL!」といったメッセージ性の強い作品で新たな映像表現に挑戦してきた。

公開される「KAMUY」は“生と死・性と命”をテーマに、森羅万象や母性の象徴としての女神によって、攻撃性の象徴である男性兵士に宿った胎児が見て感じた記憶の世界を描く。

この男性兵士役には、映画『2つの窓』でデビュー以降、『ディストラクション・ベイビーズ』『仰げば尊し』など話題作に出演し注目を浴びている俳優・村上虹郎が抜擢。女神役はエレクトロニックミュージックユニット Young Juvenile Youthのゆう姫が務める。

音楽は監督が考える“生と死・性と命”というテーマをYouth Juvenile Youthが具現化。さらに特殊メイクアーティストのJIRO氏、スタイリストの伏見京子氏、新感覚CGを制作するAnimationCafeら、個性溢れる一流スタッフが集結した。

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当日は、現代アーティスト三嶋章義氏による、映像の世界感をイメージした作品展示から始まり、天井に設置されたスクリーンに映る映像を仰向けになって鑑賞するなど全身で映像を体感できる仕掛けが構築される。

本作は、ただ消費されるだけの映像文化に警鐘を鳴らす試みでもある。各アーティストとのコラボレーションにより、衣装、メイク、CG、さらに上映環境をもひとつの作品として最初から創り上げ発信するというこれまでにない体感型映像作品となった。RADWIMPSの野田洋次郎氏やDOMMUNE宇川直宏氏ら、著名人からも高い評価を得ている。

公開に際してショウダユキヒロ氏は「去年の秋頃、Young Juvenile Youthの2人と一緒に何か楽しいことがやりたいね、という雑談のようなところからスタートしたプロジェクトです。作品を作ってどのように見てもらうかまで提案する実験的な試みではありますが、一流アーティスト達が本気で手掛けた一流の遊びを、見に来て体感してもらえると嬉しいです」とコメントした。

上映は2日間の限定。今後は地方での上映も計画している。

KAMUY
出演|村上虹郎、ゆう姫(Young Juvenile Youth)
監督|ショウダユキヒロ
主題歌|Young Juvenile Youth「A Way Out」
音楽|JEMAPUR (Young Juvenile Youth)、小野雄紀
制作・配給|NION
上映会期|2016年10月29日(土)、30日(日)
上映会場|代官山ヒルサイドプラザC
東京都渋谷区猿楽町29-18 代官山ヒルサイドテラス内

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問い合わせ先

KAMUY

http://nion.tokyo/kamuy/

           
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