面出薫が主宰する「Lighting Planners Associates」による光の巡回展|EXHIBITION
“2050年、 私たちはどのような光に遭遇しているのでしょうか” がテーマ
「Nightscape 2050 - 未来の 街 - 光 - 人」開催
2050年の光について、その在り方やクオリティを問う展覧会が月島のアートギャラリーTEMPORARY CONTEMPORARYで巡回される。「Nightscape 2050 - 未来の 街 - 光 - 人」と題されたこの展覧会は、照明デザイナー・面出薫氏を中心に6名の照明デザイナーによって設立された「ライティング プランナーズ アソシエーツ(Lighting Planners Associates 以下 LPA)」によるもの。昨年8月にベルリンで始まり、シンガポール、香港に続いて6月10日まで東京での巡回展が開催中だ。光が⼈々にもたらすであろう多種多様な事象を探究、 提案していく。
Photograph by KANEKO ToshioText by WAKABAYASHI Satsuki
これからの光のクオリティや在り方を体感できるエキシビション
面出薫は、住宅から建築、都市環境に至るまであらゆる照明をプロデュースしてきた照明デザイナー。東京国際フォーラムやせんだいメディアテーク、六本木ヒルズなどの照明でも知られる。「Nightscape 2050 - 未来の 街 - 光 - 人」はLPAによる未来への提案となる展覧会であり、光の未来について考え、語り合うプラットフォームを目指している。
光の美しい未来について考えたり語り合うプラットホームに
本展は「2050年、私たちはどのような光に遭遇しているのでしょうか」をテーマに、これからの光のクオリティやその在り方、進化した光が都市や空間、及び人々にもたらす事象を探究し、7つのコンテンツに分けてプロスペクトを示すというもの。会期中は建築評論家の五十嵐太郎や建築家の塚本由晴らを招いたトークイベントや、子どもも参加できるワークショップなど各種関連プログラムを予定している。光のある暮らしとその未来を見つめ直すきっかけになるだろう。
6月3日(金) 19:00- ゲスト:塚本由晴(建築家)、テーマ:災害
6月9日(木) 19:00- ゲスト:陣内秀信(建築史家)、テーマ:隅田川
『Nightscape 2050――未来の 街 - 光 - 人 』
期間|2016年6月10日(金)まで ※休廊日:会期中無休
時間|平日 13:00〜21:00、土日 10:00〜18:00
入場料|無料
会場|TEMPORARY CONTEMPORARY
東京都中央区月島 1-14-7 旭倉庫 2F
Tel. 03-3533-0880