THEATER|新ライブホール「EURO LIVE」が11月5日(水)にオープン
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2014年12月22日

THEATER|新ライブホール「EURO LIVE」が11月5日(水)にオープン

THEATER|ユーロスペースが、あらたな文化発信基地を開館

ライブホール「EURO LIVE」が渋谷に11月5日オープン

ヴェンダース、カラックス、キアロスタミ、カウリスマキ、オゾンなど、多くの人気監督を含む世界中のアート映画を配給し、『ポンヌフの恋人』や『スモーク』、『Like Someone in Love』などの製作でも知られる映画配給会社「ユーロスペース」が、11月5日(水)に渋谷に文化発信基地となるライブホール「EURO LIVE(ユーロライブ)」を開館する。

Text by KAJII Makoto(OPENERS)

オープニングは「町山智浩の映画塾!」怒涛の3連発

キュレーターたちが企画するさまざまなイベントが、渋谷にあらたなカルチャーの火種を起こす ──。寄席、コント、映画、音楽、一人芝居など自由なジャンルの公演と、それぞれの領域にかんするトークライブや、講座などのプログラムが組まれるライブホール「ユーロライブ」が渋谷に誕生。

ここでは、ジャンルごとに集まったキュレーターたちがさまざまなプログラムを組んでいくのが大きな特徴で、“コント・コミッティ”のいとうせいこう、倉本美津留、大林素子各氏による「渋谷コントセンター」と命名したコントの定期公演や、芸人であり研究者でもある、サンキュータツオ氏のキュレーションによる「渋谷らくご(シブラク)」が毎月第2週に開催される。

寄席のない渋谷での落語公演について、サンキュータツオ氏は「若い人でも気軽に落語を楽しめる場所で、あたらしい切り口の興行内容・スタイルを構築し、トレンドを作りたい。演劇、映画、お笑い、そんな文化と落語を並列化したい」と意気込む。

オープニングは、アメリカ在住の人気映画評論家で、さまざまなメディアを通じて精力的に映画評論をおこなっている町山智浩氏が、長谷川町蔵氏や切通理作氏とともに、未公開のアメリカン・コメディやゴジラ、宮崎駿氏について奔放に語りおろす映画塾を開催する。

ライブホール|EURO LIVE 02

今後は、映画好きで知られる小堺一機氏と、人気番組を数多く手がける放送作家の鶴間政行氏という、ラジオではおなじみのコンビによる映画トークや、テレビや雑誌で大活躍の人気編集者、湯山玲子さんと音楽家で文筆家、ラジオパーソナリティーとしても大人気を博す菊地成孔氏の音楽についてのトークライブなど、個性豊かなプログラムが続々登場する予定だ。

「EURO LIVE(ユーロライブ)」
東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2階
オープン日|11月5日(水)
www.eurospace.co.jp

           
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