EVENT|ニコライ・バーグマン、太宰府天満宮にて展示会開催
1100年の伝統と革新的なフラワーアートが融合
ニコライ・バーグマン、太宰府天満宮にて展示会開催
デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンが、福岡・太宰府天満宮にて展示会を開催。10月10日(金)から10月13日(月・祝)までの4日間、「1100年の伝統と革新的なフラワーアートの融合 ニコライ・バーグマン『伝統開花』」がおこなわれる。
Text by KUROMIYA Yuzu
太宰府天満宮からインスピレーションを得た新作約50点を披露
1998年の来日以来、北欧のスタイルと日本の繊細な感性を融合させた独自のフラワーデザインを確立してきたニコライ・バーグマンが、福岡・太宰府天満宮で展示会を開催する。実はこの地は、アートとの親和性が高い場所でもある。
「学問・文化の神様」として崇められている太宰府天満宮だが、ご祭神、菅原道真公はアートと関係が深い天神さまとしても知られ、和歌や連歌、歌舞伎、書画のご奉納を通じて古くからアートとのつながりを築いてきた。
さらに太宰府天満宮は2006年より「太宰府天満宮アートプログラム」を展開。さまざまな分野のアーティストを招き、太宰府での取材や滞在を経て特別に制作した作品を多く展示してきた。その時々の最先端のアートを受容し広く発信することで、地域の文化活動を牽引しているといっても過言ではないだろう。
今回の展示会でニコライ・バーグマンは、日本の伝統美を敬う彼が太宰府天満宮の1100年以上の伝統と歴史からインスピレーションを受けた新作約50点を披露する。期間は10月10日(金)から10月13日(月・祝)までの4日間。この間、太宰府天満宮・宝満宮竈門神社とコラボレーションした限定フラワーボックスも発売される。
長い歴史と伝統をもちつつ、現代アートとも自然な関係で結ばれている太宰府天満宮。そして北欧スタイルと日本の感性をフラワーデザインによって見事に表現するニコライ・バーグマン。両者の魅力が触れあって生まれるケミストリーが楽しみだ。
1100年の伝統と革新的なフラワーアートの融合 ニコライ・バーグマン『伝統開花』
開催日時|10月10日(金)~10月13日(月・祝) 9:00~18:00
開催場所|太宰府天満宮、宝満宮竈門神社
入場料|野外展示無料、屋内展示全館共有500円 ※12歳以下はいずれも無料
ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン
Tel. 03-5464-0716