坂本龍一ピアノ・ツアー日記│2009.04.11の1枚
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2015年5月11日

坂本龍一ピアノ・ツアー日記│2009.04.11の1枚

ツアー25日目│2009.04.11の1枚

東京は葉桜になって惜しむ4月。3月18日の東京公演からスタートして、4月29日(水)の東京・昭和女子大学人見記念講堂公演の千秋楽まで、4年ぶりのJAPANピアノツアーの様子を1スナップ。

Ryuichi Sakamoto Playing the Piano 2009
4月11日(土)まつもと市民芸術館にて公演

文=原瑠璃彦

昼食のためケータリングスペースに集まったクルーと雑談中の教授。
左からPA/Monitorを操るエンジニアのZAKさん、照明デザイナーのNigel Edwards、教授、レコーディング・Mix ・マスタリングエンジニアのFernando Aponte

とうとう教授ファミリーは長野県松本へ到着。松本城の桜は見事に満開でした。
今日の会場はまつもと市民芸術館。とってもモダンで広く、カッコイイ会場なのです。

これまでの公演で、すでに全50種類以上の曲を通算300回以上弾いておられる教授。驚くべき数です!
そんな教授のお昼ご飯は、今日も美味しそうな「お蕎麦」。

そして今日も絶妙な曲順でもって行われたコンサート。
本日のテーマは「上がり下がりすぺしゃる」。
毎公演テーマが異なるのが、今回のツアーの見逃せないところです。

さて、皆さんご存知のように今回のコンサートでは『composition0919』演奏中に限り、携帯写メ・デジカメ撮影がOKとなっています。とってもワクワクする企画ですよね。

教授のピアノの音に会場のみなさんの携帯のシャッター音が重なり、ステージの映像・照明に携帯の光が加わってゆく様子には、いつも興奮してしまいます。

松本公演もトークたっぷりのコンサートとなり、教授との素敵な時間が多くの人にじっくりと共有されたのでした。

原瑠璃彦
1988年生まれ。
2004年、坂本龍一氏がナビゲーターをつとめるJ-wave「Radio Sakamoto」オーディションコーナーに第5回ノミネート。引きつづき第 6、9、12、31回ノミネート。
兄・原摩利彦の主催する「rimacona-lab」にF-OUNTAIN by Rurihiko Hara名義で所属。現在、東京大学教養学部在籍

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