祐真朋樹|#shot-10 初夏のニューヨークにて(その2)
祐真朋樹|#shot-10
初夏のニューヨークにて(その2)
これは前回のニューヨークでの続きですね。教授(坂本龍一さん)の撮影本番日です。ユナイテッドアローズのダージリンデイズの広告写真を撮影するために、教授のスタジオへお邪魔しました。
ダージリンデイズは、こだわりのある大人のための、お洒落なカジュアルウエアって感じ。この撮影のときは、かなりリラックスウエア中心でした。
写真で着ている教授のボタンダウンシャツやチノパンツもダージリンデイズ。僕のショートトレンチはHAUTE、ピンクのセーターはアレキサンダー・マックイーン、トリムTシャツはディオール・オムかアメリカンアパレルのもの。コードレーンの太めパンツはバレンシアガで、スニーカーはちょっと不明? どこのだったか?
教授のスタジオ撮影では、教授がアフリカから持ち帰った民族音楽の楽器を演奏してもらったり、置いてあった面白そうな本を読んでもらったりして、何気ないスナップ的なファッション写真が撮れるように心がけました。
ひとりで立っている写真は、教授のスタジオ付近で撮ってもらったもの。トートバッグはジャック・スペードですね。この時期はこのスタイルをよくしていました。
HAUTEのコートは丈の長さとシャリっとした質感、そして光たく感が好きでした。アレキサンダー・マックイーンのセーターは蛍光ピンクの色に惚れていました。
白×赤のトリムTシャツは、ディオール・オムのものだったとすると薄い素材感が凄く着心地よくて……。で、アメリカンアパレルのものだったとすると、カタチがよかったのとプライスが素晴らしかった。たしか20ドルくらいだったと記憶しています。
ジャック・スペードのバッグは、この時期なぜか集中的に色ちがいを5つ購入。いまも時々使っています。白×オレンジ、白×ブルー、黄色×ブルー、赤×青、黒×黄緑など、色合いが好きなんですね~。