パリから発信いたします
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2015年5月21日

パリから発信いたします

photoby Sid KAPLAN( NY / USA)

デジタルカメラの普及により、写真というものがすごく身近なものになった。
写真の知識がなくてもシャッターを押せば普通に奇麗な写真が誰でも撮れる。

私が写真というものに興味を抱き始めたのは、デジタルカメラがこの世に出てくるかなり以前のことである。ジャンルは問わずいわゆる写真機といわれるもので撮られた全ての写真に興味を抱いた。自分自身その写真機というものを使ってしばしば撮影することがあるが、大概は“記録写真”になる場合が多い。それはそれで写真としての意味を持つことになるので自分なりに満足することもある。

写真家が撮る作品のようなものを撮ろうとがんばる時もあるが、結局“記録写真”になってしまう。
写真はコミュニケーションだ!とある写真家は言う。写真家の生き方や思考、そしてレンズの先にある被写体に対する尊敬の気持ちがなくては良い写真は撮れないと言う。その良い写真とは何なのか? 良い写真を撮るためには何が必要とされるのか?
写真が身近なものになり、奇麗な写真が凄く簡単に撮れるようになったからといって、その良い写真を簡単に撮れるようになることとは違うことである。

写真家は人生を写真で語る。写真を通じて感じる自由さだったり可能性だったり強さや弱さだったり文化や歴史などは、たぶん写真家の人生そのものが写し出されているのだと思う。
それらを理解して自分に置き換えることが大切なのではなく、写真が持つ豊かさや広さ、写真と出会う喜びを知ることが、何時か“良い写真”というものを理解する鍵となるのではないかと思う。

私のこのページでは写真家とその作品、写真家だけに限らず写真に携わる人達の生き方や思考を紹介していきます。

きっと素敵な出会いがあると思う。
そして写真から人生の美を学ぼう!

photoby Sid KAPLAN( NY / USA)

紹介予定写真家リスト:

Fred JORDA (FRANCE) カラー写真
Tom WATSON (USA) カラー、白黒写真
Payram (IRAN) 白黒写真
Bernard MATUSSIERE (FRANCE) 白黒写真
Toby OLD (USA) 白黒写真
Antoine D’AGATA (FRANCE) カラー、白黒写真。ビデオ
Sid KAPLAN (USA)  白黒写真
Beatrand Desprez (FRANCE) カラー、白黒写真
Yoshihiro Tatsuki (JAPAN) 白黒写真
MULLER (FRANCE) 白黒写真
Diane ARBUS (USA) 白黒写真
Larry CLARK (USA) 白黒写真、カラー写真、ビデオ
Robert FRANK (SUISSE) 白黒写真
Pilippe HALSMAN (USA) 白黒写真
WEEGEE (USA) 白黒写真
ほか

           
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