THEATER|浅野忠信をナレーターに迎えた舞台『二重ノ裁ク者』
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2015年5月27日

THEATER|浅野忠信をナレーターに迎えた舞台『二重ノ裁ク者』

THEATER|海外で絶賛された日本のストリートダンスユニットによる待望の最新作

浅野忠信をナレーターに迎えた舞台『二重ノ裁ク者』

世界が注目するストリートダンスユニット、DAZZLE(ダズル)による最新作『二重ノ裁ク者』が2月14日(金)から16日(日)まで、東京芸術劇場・プレイハウスで開催。ナレーターに俳優の浅野忠信を迎え、これまでにないスケールで迫力の舞台が繰り広げられる。

Text by YANAKA Tomomi

スピーディーな動きと余韻を織り交ぜた独自の世界

『二重ノ裁ク者』 02

©Akira Wachi"

 

ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させ、芝居やミュージカルはもとより、アニメやゲームなどの要素も盛り込んだ独自の舞台で多くの人たちを魅了してきたダズル。

2011年には、世界三大演劇祭のひとつとして知られるルーマニアのシビウ国際演劇祭にも日本人としてはじめて出演。高い芸術性をもった作品はスタンディングオベーションで迎えられたという。その後も日本はもちろん、海外でも積極的に公演をおこない、独創性に富んだ作品を次々に生み出している。

そして、俳優の浅野忠信がナレーターとして、舞台にあらたな命を吹き込む最新作『二重ノ裁ク者』がいよいよ上演。人口増加による危機に直面する国家を救済するため、独裁者による他民族の粛清や、50歳以上のひとたちの追放を繰り返す世界で、世襲により権力を得た息子。誰もが正しいとおもいながら殺人を繰り返すなか、支配者としての責任と、ひとりの人間としての心の声との間で葛藤する、深い物語が生み出された。

『二重ノ裁ク者』 浅野忠信

ナレーターを務める浅野忠信

『二重ノ裁ク者』 DAZZLE

©Muga Miyahara

舞台では、サウンドやライティング、映像をもちい、メンバー12人がそれらに完璧に合わせたダンスを披露。スピーディーな動きと余韻を織り交ぜた独自の世界が表現される。

「親と子」「教師と教え子」という関係から、「愛」や「教育」の洗脳性までをも浮き彫りにし、人間の本能と理性のあり方を問う本作。浅野忠信とのコラボレーションにより、切り開かれるダズルの新境地に期待したい。

DAZZLE第8回公演『二重ノ裁ク者』
日程│2月14日(金)19:30開演
2月15日(土)13:00開演/17:00開演
2月16日(日)13:00開演/17:00開演
会場│東京芸術劇場・プレイハウス
東京都豊島区西池袋1-8-1
チケット│S席5500円、プレミアム席(非売品特典CD付き)7000円 ※全席指定、未就学児入場不可
http://www.parco-play.com/web/program/dazzle/

※2月15日(土)17:00開演、16日(日)17:00開演の回は、DAZZLEメンバーによるアフタートーク付き。該当公演のチケットを持った方のみ参加可能。観劇時とおなじ座席でご覧ください。

問い合わせ
チケットスペース
Tel. 03-3234-9999

           
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