ブラジル大使館からはサンバチーム、秋田県からはなまはげが登場！

毎年開催されている「青山まつり」恒例のパレード。今年は、東日本大震災の復興を世界中のひとたちとともに願おうと、ブラジルやカナダ、イタリア、フィリピン、クロアチア、ガーナなどの大使館が参加を表明した。さらに、福島県や宮城県、茨城県の被災地の人びとも参加するほか、岩手県からは盛岡さんさ踊り、秋田県からは“なまはげ”もくわわるなど、盛大におこなわれる。



「青山ワールドパレード」は、22日（土）13時から青山一丁目のホンダ青山ビル前でのオープニングセレモニー後、14時からスタート。青山通りの街路灯には、「よみがえれ日本」をテーマに若手デザイナーらがデザインした120点のバナーがはためくなか、表参道・青山ライズスクエア前までの2.3キロの道のりを華やかに練り歩く。

パレードには警視庁騎馬隊や座間米軍軍楽隊、青山に大使館のあるブラジル大使館肝いりのリズミカルなサンバチーム、ドラム隊にくわえ、各国の大使館の工夫を凝らしたチームやオープンカーなどがつづく。また、被災した地域の人びとや地元青山の住民らは和太鼓の音色にあわせ、「よみがえれ、日本」の旗印を掲げて青山通りを行進する。



パレードのほかにも、22日（土）、23日（日）11時から18時まで絵画館前銀杏並木とCIプラザでは「復興支援青山ワールドマーケット」を開催。地元商店や企業をはじめ、今年は東北8県の物産や各国大使館の出展もくわわり、例年よりもにぎやかな青空市場となりそうだ。



さらに、原宿教会やCIプラザなど8会場でボサノヴァを中心としたフリーライブを開催する「BOSSA AOYAMA 2011」や「ビオトープ・ワークショップ」、CIプラザ特設ステージでのステージライブやライブパフォーマンスなど盛りだくさんの内容となっている。



外を歩くのに気持ちのいいこの季節。秋の一日を国際色、地域色豊かな青山祭で楽しんでみてはいかが。




青山ワールドパレード

日時｜10月22日（土）午後1時スタート

場所｜青山一丁目交差点HONDA本社前から青山学院大学まで

http://aoyama-matsuri.jp/