EVENT｜ドン ペリニヨンにインスパイアされたアート作品が一般公開
EVENT｜山口晃氏とGAINAXがコラボレーション！
ドン ペリニヨンにインスパイアされたアート作品が一般公開
ドン ペリニヨンのあたらしいヴィンテージ2004のお披露目に合わせ、画家の山口晃氏と世界的なアニメーションスタジオ GAINAX（ガイナックス）がコラボレーション。制作した映像作品を、7月26日（金）から3日間、東京ミッドタウンのセレクトショップ「リステア」にて一般公開する。
Text by KUROMIYA Yuzu
記憶が泡のように消えていく“走馬灯”をイメージ
「Dom Pérignon The Power of Creation - 創造する力」は、挑戦をつづけるシャンパーニュ・ブランド「ドン ペリニヨン」からインスピレーションを得て、オリジナリティ、創造力、情熱に溢れる現代のクリエーターが、あらたな作品を生み出すプロジェクト。
日本の伝統的手法と現代風俗とを融合させた独創的な作品で知られる画家・山口晃氏と、『新世紀エヴァンゲリオン』などを手がけ、アニメーションを社会現象にまで昇華させたアニメーションスタジオ、ガイナックスとがコラボレーションし、これまでにない表現と体験を目指す。
今回制作されたのは、直径7メートルの円環状のスクリーンに投影される約10分間の映像作品。モチーフとなったのは、人びとの記憶、霊体、気配などを連想させる回転灯籠。大河のような時の流れのなかで、さまざまな映像が泡のようにあらわれては消えていくという、めくるめく世界が展開される。
そして、スクリーンの張られた布に、山口晃氏が直接筆で描き込んでいくライブペインティングの様子を撮影したシーンが、作品とともに映し出される。
また映像には、ドン ペリニヨンをイメージした踊るような繊細な泡がたびたび登場するが、これはコンテンポラリーダンス集団「コンドルズ」の藤田善宏氏が踊る姿を、モーションキャプチャーで取り込んだもの。姿そのものはあらわれず、その動きが泡、桜吹雪、雪となって舞いながら、かき乱されていくという演出だ。
作品に対する想いを、ガイナックスの代表取締役であり監督を務めた山賀博之氏は次のように語る。「コンセプトはドン ペリニヨンの味わいから得た。とくにお酒は“時間”が要になっている。“時間”という捉えようのないものを、今回は走馬灯で表現してみたかった」。画家の山口晃氏は、「ドン ペリニヨンの醸造最高責任者、リシャール・ジェフロワ氏は、ドン ペリニヨンのことを強さじゃない複雑さだと仰っていて。強さというのはすぐ忘れられるけれど、複雑さというのはずっと残る。ずっと残るというのは幸せに属するもの。味わっているときに、これは幸せを描けばいいとおもった」とコメントしている。
「Dom Pérignon The Power of Creation - 創造する力」
ドン ペリニヨン × 画家 山口晃 × GAINAX
日程｜7月26日（金）～7月28日（日）
時間｜11：00～21：00
入場料｜無料
場所｜リステア
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン内 ガレリア1階
http://www.restir.com/aboutus/midtown.html
MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 ドン ペリニヨン コミュニケーション
Tel. 03-5217-9732