Playtime東京|子ども服やマタニティアイテムの合同展示会
Playtime東京
子ども服やマタニティーアイテムの合同展示会
チャリティーセールを開催
子ども服やマタニティアイテムの合同展示会「Playtime(プレイタイム)東京」が8月23日(火)から25日(木)まで、東京・渋谷のベルサール渋谷ファーストで開かれる。同時に東日本大震災の被災者支援のため、特別に一般のひとを対象にしたデザイナーサンプルセール「Playtime Loves Japan」も開催。通常の70パーセントオフで子ども服などが販売されるというから見逃せない。
文=谷中朋未
売り上げは全額「こどもの音楽再生基金」などに寄付
フランス発祥で、バイヤーやプレス向けに子どもとマタニティ向けの新作を発表する合同展示会「プレイタイム」。日本では2009年から年に2回ずつ開催され、5回目を数えるイベントだ。今回も国内外の100ブランドが参加し、服はもちろん、靴やおもちゃ、育児用品、デザイン雑貨、家具などの新作が発表される。
「プレイタイム」では、東日本大震災の発生を受け、7月にパリ展とニューヨーク展で「Playtime Loves Japan」として、チャリティセールを開催。パリ展では約350万円(約3万1500ユーロ)を売り上げ、「Kids saver(キッズ・セーバー)」や「Save the Children Japan(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)」「母乳検査・母子支援ネット」といった、子どもに関連する支援団体に全額寄付された。
国内外の人気ブランドが参加
今回、日本で開かれるデザイナーサンプルセールには、「Hakka Kids」や「Jill Stuart New York」「BEAMS mini」「Cath Kidston」など国内外の人気ブランドが参加。小売価格から70パーセントオフという破格で販売される。また、フランスで活躍する日本人パティシエらが、「M.O.F(フランス国家最優秀職人賞)」を受賞した腕前をふるって風味豊なクッキーを販売するほか、フランスの小学1年生が日本をイメージして描いた特別限定版のポスターも手に入れることができる。会場はパリ在住の日本人アーティストSchokoが演出。彼女独自の「折り紙彫刻」という紙をもちいた作品で、来場者を“おとぎの国”へといざなうというロマンティックな仕掛けも。
これらの売り上げはすべて、被災地支援団体「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」や、震災で壊れた学校の楽器を無償で修理・交換する「こどもの音楽再生基金」、ガイガーカウンターを原発被災地に無償で貸し出すプロジェクトなどを展開する「ふんばろう東日本支援プロジェクト」に託される。
子どもたちのアイテムを購入することで、被災地の子どもの助けになるチャリティセール。普段なかなか目にすることがないデザイナーサンプルを格安で手に入れられる機会にもなりそうだ。
Playtime Loves Japan
日程│8月23日(火)~25日(木)
会場│ベルサール渋谷ファースト
東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワーB1
時間│23日10:00~18:00 24日10:00~20:00 25日10:00~17:00
http://hopeandlove.jimdo.com/japan/playtime-loves-japan-in-tokyo/
Picaflor Japan
Tel.03-3793-0057