ナイジェル・ケーボン2015-16年秋冬 新ウィメンズラインがデビュー|Nigel Cabourn
FASHION / MEN
2015年11月2日

ナイジェル・ケーボン2015-16年秋冬 新ウィメンズラインがデビュー|Nigel Cabourn

Nigel Cabourn|ナイジェル・ケーボン

タフであるが、決してハードではない。フェミニンではあるが、決してもろくない

大人のミリタリーが楽しめる新ウィメンズラインに注目

2013-14年秋冬コレクションから徐々に展開をスタートさせていた「Nigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)」のウィメンズライン「Nigel Cabourn WOMAN(ナイジェル・ケーボン ウーマン)」が今シーズン本格的に始動する。初のショーでは、大人の女性が着るミリタリー&ワークウェアを鮮やかに表現した。

Photographs by SUZUKI Shimpei(TOP)Text by KAJII Makoto (OPENERS)

コレクションのミューズは、モデルの甲田益也子

女性の着こなしのトレンドでも脚光を浴びているのが、ミリタリー&ワークウェアだ。「Nigel Cabourn WOMAN(ナイジェル・ケーボン ウーマン)」でも、まさに同様の着こなしを提案しているが、メンズならではの世界観を崩さず、大人っぽいデザインとスタイリングに仕上げているのは、さすがである。

ナイジェル・ケーボン ウィメンズコレクションが目指しているのは、激動の時代に生きた女性の品格や精神を、今日の女性にふさわしいものに変換すること。ターゲットは、アクティブでクール、強く、自立していて、自身がいま何をしたいかを知っている女性。たとえば、メンズライクなミリタリージャケットとフェミニンなヴィクトリア時代のブラウスを合わせるような、男性らしさと女性らしさのバランスを楽しめるひとのためのコレクションとなっている。

ナイジェル・ケーボン|2015-16年秋冬コレクション

ナイジェル・ケーボン|2015-16年秋冬コレクション

ナイジェル・ケーボン|2015-16年秋冬コレクション

現代の女性に自信を与える信頼できるガーメント

時代に流されることのないデザインや、最高の生地、ディテールにも意味のあるハイクオリティな要素をくわえることなど、ナイジェル・ケーボンが得意とするポイントは踏襲し、メンズで恒常的な人気を得ている型をベースに、女性に合うようにフィットやデザインをアレンジしている。

また、国際写真家集団「マグナム」を結成した報道写真家のゲルダ・タロー(Gerda Taro)に代表される、大戦時にたくましくも女性らしく生きた人びとが纏っていた服をベースに、あらたにデザインしたアイテムもコレクションで展開している。

生地については、メンズと共通で使用しているハリスツイードや、ウエイトに微修正をほどこしたベンタイルなどの英国を代表する素材にくわえ、ウィメンズラインのために別注で開発したものも使用。ほかのウィメンズブランドには見られないアクティブでタフで、フェミニンな装いが楽しめる。

問い合わせ先

OUTER LIMITS

Tel. 03-5457-5637

http://www.cabourn.jp/woman/

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