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2021年2月20日
陶芸家・山本教行氏のアプローチにより誕生した「鍋お玉」を量産化 |Lue
Lue|ルー
真鍮の比率は、銅65%、亜鉛35%。程良い硬さが特徴
岡山県瀬戸内市を拠点とする真鍮ブランド「Lue」は、素材の特性を知り尽くした上の造形美と、製品の使いやすさに定評がある。デザイナーと職人を兼ねる菊地流架氏は、さまざまなクリエーターとの協業にも力を入れている。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
加工がしやすく、経年変化によって落ち着いた印象になる真鍮。親子二代にわたってその特性を知る職人が主宰する真鍮ブランド「Lue」では、一点モノのハンドクラフトと量産向けのマシンクラフト、二つの軸で生活雑貨の生産を行っている。
鳥取の陶芸家・山本教行氏(岩井窯)から、自身の代表作である“両手付きの土鍋” にあう鍋お玉の製作依頼があったのが、今から8年前。
当初はハンドクラフトによって製作していたが、しばしの歳月を経て、マシンクラフトによる量産化に成功。二種類の鍋お玉が完成した。共にスタックできる形状となっており、収納にもかさばらないのが特徴。使い込むほどに良い味が出てきそうだ。
Pot ladle(鍋お玉)
- サイズ|252mm
- 重量|85g
- 価格|3520円
Colander ladle(鍋お玉 穴あき)
- サイズ|252mm
- 重量|82g
- 価格|3630円
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