“土に還る”バイオプラスティック素材を採用した眼鏡フレーム|荒岡眼鏡
DESIGN / PRODUCT
2022年5月15日

“土に還る”バイオプラスティック素材を採用した眼鏡フレーム|荒岡眼鏡

荒岡眼鏡|アラオカガンキョウ

アイウエアショップ「ブリンク外苑前」などを運営する荒岡眼鏡。2017年に同社が創業77周年モデルとしてリリースしたのが、オリジナルアイウエア「Elder_ARAOKAGANKYO」だ。発売から5年を経て主力商品となった現在、末長く生産することをさらなる目標に掲げてリニューアルを行った。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

国内屈指の技術力で知られる「谷口眼鏡」(福井県鯖江市)が製造を担当

「Elder_ARAOKAGANKYO」は、荒岡眼鏡の1940年の創業時から初期の売り上げを支え、創業者・荒岡秀吉が生涯にわたって愛用したブロウライン(眉の形をデザインソース)がモチーフ。国内外で活躍するデザイナーの二俣公一氏(CASE-REAL / KOICHI FUTATSUMATA STUDIO)の造形美によって、かつてないブロウラインが2017年に誕生した。開発には二年の時間を要したそうだ。
この度、フレームの素材を従来のアセテートから土に還るバイオプラスティック「M49」に変更し、新たに『Elder_ARAOKAGANKYO(2022年式)』としてリニューアル。「M49」は、眼鏡生地の最大手として知られるイタリアのマツケリ社が開発した秀逸な素材。生地の成形時に必要な可塑剤を植物由来のものに置き換えることで、生分解性のある素材になったという。レンズは眼鏡タイプとサングラス(薄い、濃いの二種類)を用意。サングラスには最高品質のガラスレンズを使用している。

Elder_ARAOKAGANKYO(2022年式)

  • カラー|gray havana、yellow havana、red havana、solid bordeaux、solid pink、solid chocolate brown
  • 価格|眼鏡タイプ 4万700円、サングラスタイプ 4万2,900円
問い合わせ先

ブリンク外苑前
Tel.03-5775-7525
http://blinc.co.jp/blinc/