会話が弾むアシンメトリーなソファ RF1903 |CARL HANSEN & SØN
DESIGN / INTERIOR
2021年2月27日

会話が弾むアシンメトリーなソファ RF1903 |CARL HANSEN & SØN

CARL HANSEN & SØN|カール・ハンセン アンド サン

RF1903 サイドウェイ・ソファは、アシンメトリーなフォルムとクラシカルでありながらモダンで印象的なデザインに仕上がっている。曲げ⽊加⼯の背板とオーガニックなフォルムで構成され、美しさと機能を併せ持つカール・ハンセン&サンの新コレクションを紐解いてみたい。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

アシンメトリーなフォルムから生まれるコミュニケーション

カール・ハンセン&サン社から発表されるRF1903 サイドウェイ・ソファは、クラシカルでありながらモダン、アシンメトリーなフォルムが実に印象的だ。
デザインを手掛けたのはデンマーク⼈デザイナーリッケ・フロスト。
曲げ⽊加⼯の背板とオーガニックなフォルムの⼆⼈掛けシートは、相⼿と斜めに対⾯することで自然と会話が始まるようなユニークな形状で、無垢の⽊材とペーパーコードで作られた背部分は開放的で人を招き入れるようだ。
この試作品は、デンマークの国営放送 DR(Danmarks Raido)で放送された家具デザインを競うリアリティ番組「Danmarks næste klassiker(次世代のデニッシュ・クラシック)」においてリッケ・フロストが番組内で製作し、最優勝賞に輝いたという背景も。
その後熟考とブラッシュアップを重ね、デニッシュモダンの伝統を継承するにふさわしいデザインがここに誕生した。新しさと同時に、妥協の無いクラフトマンシップと意匠が⾒事に融合した逸品といえるだろう。

RF1903 サイドウェイ・ソファ

  • 価格|74万4700円~

  • サイズ|H74×W197×D104(最⼤部分)×SH41㎝

  • 素材|オーク材またはウォルナット材、仕上げは多種
  • ※張地はファブリック、背の裏にはペーパーコードが施してあります。

カール・ハンセン & サン フラッグシップ・ストア東京

  • 住所|東京都渋谷区神宮前2-5-10 青山アートワークス

カール・ハンセン & サン フラッグシップ・ストア東京
Tel.03-5413-5421
https://www.carlhansen.com/ja-jp