Perceval|フランスのテーブルナイフブランド「ペルスヴァル」日本上陸
Perceval|ペルスヴァル
三ツ星レストランのシェフも愛用
仏テーブルナイフブランド「ペルスヴァル」日本上陸
世界中の実力派シェフが愛用しているという、フランス・オーヴェルニュ地方のテーブルナイフブランド「ペルスヴァル(Perceval)」がついに日本上陸。10月下旬より発売される。
Text by YANAKA Tomomi
シェフの熱意により誕生したテーブルナイフ「9.47」
パリの星つきレストラン「ラ・メゾン・クルティーヌ」オーナーシェフのイヴ・シャルルは、切れ味の良いテーブルナイフを探していた。そんな時に出会ったのが、600年にわたり刃物の街として栄えてきたフランス・オーヴェルニュ地方で創業した、ナイフ工房「ペルスヴァル」。その折りたたみナイフの切れ味を気に入り、テーブルナイフの製作を依頼した。しかし、シャルルの願いは受け入れてもらえなかった。
そこでなんとシャルルは、ペルスヴァルのアトリエ自体を買い取り、ペルスヴァルの腕利き職人とともに、究極の切れ味をもつテーブルナイフづくりに着手した。
シャルルの仲間である三ツ星シェフたちの意見も取り入れ、ペルスヴァルのノウハウをすべて注ぎ込み、2年の歳月をかけ完成したのが、すばらしい切れ味と洗練されたデザインを兼ね備えた、テーブルナイフのフラッグシップモデル「9.47」だ。
「9.47」はフランス伝統の17世紀のナイフの流れを汲む、流線型で無駄のないエレガントなかたち、切れ味をもち、食の楽しみを深めてくれる理想的なナイフとして多くの支持を集めている。柔らかなものもかたちを崩さず、野菜や肉の塊もストレスなく切り進めることができるという。
今回「9.47」のほかに日本に導入されるアイテムは、ステーキナイフの「888」、テーブルナイフのハイエンドモデルで18世紀のエレガントなナイフを想わせるたたずまいの「ル・グラン」、美しく盛り付けられた芸術的な料理の雰囲気を壊すことなくスッと挿すことのできる「テーブル・フォーク」、そしてペルスヴァルの原点ともいえる折りたたみナイフなどがラインナップされる。
ペルスヴァルのナイフは、焼き入れや研削、組立、磨きにいたるまでの全工程を、職人たちの手作業でおこなっているのも特徴だ。柄の素材は黒檀、柘植(つげ)、デザート・アイアン・ウッド、象牙、隕石、翡翠(ひすい)など、それぞれ希少素材も採用。その仕上がりの美しさにより、フランスの職人的手工業製品でもっとも輝かしい成功をおさめた工房に贈られる賞「スター&メティエ」の2012年度グランプリを獲得している。
「アストランス」、「アラン・デュカス」など、今やフランスの名だたる三ツ星シェフたちが、全幅の信頼を寄せるスペシャルなナイフ。私たちの日常に、あらたなる料理の楽しみを与えてくれる存在となるだろう。
Perceval|ペルスヴァル
9.47
サイズ│217×19×10.5mm(刃部分107×19×2.5mm)
価格(2本セット)│1万7800円(プラスティックハンドル)~37万8000円(翡翠ハンドル)
888(ステーキナイフ)
サイズ│227×19×10.5mm
価格(6本セット)│4万6200円~113万4000円
ル・グラン(テーブルナイフ)
サイズ│259×19×10.5mm
価格(1本)│3万7800円~15万2300円
テーブル・フォーク
サイズ│206mm
価格(6本セット)│2万9400円
折りたたみナイフ
価格│2万1200円~283万5000円
販売店|doinel、カーヴ・フジキ、ラ・メゾン・クルティーヌ、cafe104.5
輸入元|株式会社W
http://winc.asia/