アートとマグカップの新たな可能性を探るプロジェクトをスタート｜HASAMI PORCELAIN

HASAMI PORCELAIN｜ハサミポーセリン

第一弾は「内田洋一朗」。コーヒーにまつわる格言をアートワークに

400年にわたって日用の食器を生産し、確かな品質と価格を実現してきた長崎県・波佐見焼。その伝統を継承しながら世界標準のブランド展開を行う「HASAMI PORCELAIN」が、7名のアーティストとともに新たなプロジェクト『ART MUG』をスタートする。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

ロサンゼルス在住の篠本拓宏氏のディレクションのもと、2011年にアメリカで産声を上げた「HASAMI PORCELAIN」。装飾性を省いたシンプルなフォルムとスタッキングが可能なモジュール設計は、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアで大きな支持を獲得。2016年には、米国・Apple社のオリジナルマグカップに採用され、製品を通じて “HASAMI” の名を世界に轟かせてきた。

日本では2013年から販売がスタートし、今年は10周年を迎える。こちらを記念してアートとマグカップの新たな可能性を探るプロジェクト『ART MUG』をスタート。7名のアーティストのマグカップを年内に順次発売する。

第一弾は、「TAKAHIROMIYASHITATheSoloist」「Loro Piana」等にアートワークを提供している内田洋一朗氏。内田氏は映画監督のデイヴィッド・リンチの格言をモチーフに、同ブランドの「Mug Cup」（85mm Medium、ホワイト）にアートワークを落とし込んでいる。発売は4月17日（月）より特設サイトにて。プロジェクトの動向も楽しみだ。