日本初展示の新作を迎えた「レ・クリントの革新2015」が開催|LE KLINT
LE KLINT|レ・クリント
ハンドワークならではの曲線が生むあたたかい光とやさしい影
日本初登場の新作「CACHÉ」も展示される「レ・クリントの革新2015」
yamagiwa tokyoは、デンマーク生まれのハンドワーク照明ブランド「LE KLINT(レ・クリント)」の新作を迎え、「LE KLINTの革新 2015」を開催する。6月18日(木)にスタートするイベントでは、新シリーズ「CACHÉ(キャシェ)」、近年話題を集めている「SWIRL(スワール)」シリーズの新作、これまでの名作のバリエーションなどが紹介されるという。
Text by TSUCHIYA Motohiro(OPENERS)
日本ではじめて新シリーズ「キャシェ」などを展示
レ・クリントの新作「キャシェ」シリーズは、デザイナーにオレリアン・バルブリ氏を起用。バルブリ氏は、パリのエコール・カモンド卒業後、建築家のジャン・ヌーベル氏とともに働き、さまざまなデザインプロジェクトに関わっきた。「Gerog Jensen(ジョージ・ジェンセン)」「COR(コア)」などの老舗のブランドでも実績を残している。
フランス語で「かくれんぼ」を意味する新作「キャシェ」シリーズは、釣鐘型のシェードのランプ。外観は伝統的なフォルムを宿すが、シリーズの名が示す通り、光源部を隠したユニークなデザインで、ブランドの伝統が息づいたあたたかい光をはなつ。同シリーズは、「キャシェ ペンダント」「キャシェ フロアランプ」の2タイプをリリースし、ともにブラックとグレーの2色を展開するという。
オイヴィント・スロット氏がデザインを手がけた「スワール」シリーズにも、新作が追加された。「渦」という意味の同シリーズは、カタツムリの殻に代表されるフィボナッチ数をモチーフにした、ユニークなフォルムをもつ。
透過光と散乱光によるグラデーションが美しいあかりで、どこから見ても光源が見えない設計がなされているという。新作のスタイリッシュなシーリングライトは、2灯式の光源を備え、ホームユースにも対応。S、M、Lの3サイズが展開される。
レ・クリントの世界観を伝える作原文子氏の空間提案
「LE KLINTの革新 2015」では、演出をインテリアスタイリストの作原文子氏が担当。レ・クリントのライトがある生活空間が提案される展示では、「キャシェ」シリーズや「スワール」シリーズの新作とともに、これまでの名作のバリエーションが紹介されている。あたたかい光とやさしい影に包まれる会場は、レ・クリントの世界観を全身で感じることができる。
ブランド設立から72年を数えるレ・クリントのハンドワーク生み出してきた伝統は、あたたかい光とやさしい影として新作にも投影されている。一枚のプラスチックシートから手で折りあげられた美しいフォルムは、心をうるおすあかりの芸術品として、世界中のファンを魅了しつづける。
LE KLINTの革新2015
開催期間|6月18日(木)~6月30日(火)※水曜定休
営業時間|11:00~18:00
会場|yamagiwa tokyo
港区南青山2-27-25 オリックス南青山ビル9階
Te. 03-6741-5800
http://www.yamagiwa.co.jp/