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2020年6月26日
メルセデス・ベンツ、9車種目のSUV「GLB」を投入| Mercedes Benz
メルセデス・ベンツ、9車種目のSUV「GLB」を投入
メルセデス・ベンツ日本は6月25日、同社のSUVとしては9車種目となる「GLB」を発表し、同日から予約注文を受け付けるとした。ラインアップは「GLB20d」と「GLB250 4MATICスポーツ」の2つで、納車は7月ごろを予定している。
Text by HARA Akira
取り回しの良いボディサイズに7人乗車を可能にした広い室内
「GLB」は、名称の通りメルセデス・ベンツの「GLA」と「GLC」の間に位置するSUVで、取り回しの良いボディサイズに7人乗車を可能にした広い室内空間、Gクラスからインスピレーションを受けたスクエアなエクステリアデザインが特徴だ。
ボディサイズ(全長×全幅×全高)は、GLB20dが4,634×1,834×1,706mm。GLB250 4MATICスポーツが4,650×1,845×1,700mm。
エクステリアは、アンダーガードや2本のパワードームを備えたボンネット、ツインルーバーグリルがメルセデス・ベンツのSUVらしさを強調。サイドビューはフロントエンドとリアエンドがほぼ垂直に切り立ったスクエアデザインを採用し、ボディ下部を飛び石などから守るプロテクターを装備することで、本格SUVであることを表現した。
インテリアは、車高が高く、2,829mmという長いホイールベースを生かした7人乗り3列シートを採用。前後スライドが140mm調節可能で60:40に分割できる2列目シートや、格納可能な3列目シートなどにより多彩なレイアウトが可能になっている。また、2列目と3列目にISOFIX対応固定装置とトップテザーアンカーを採用したことで最大4つのチャイルドセーフティシートが取り付けできたり、2列目中央を除く6席にシートベルトテンショナー&ベルトフォースリミッター付シートベルト、3列目シートに対応するSRSウインドウバッグを備えたりするなど、安全装備も充実。
ラゲッジルームは2段階高さ調整式フロア、テールゲート下部の2個のコート用フック、左右のバック用フック、小物入れ、足をリアバンパー下部に差し入れて開閉する「EASY-PACK自動開閉テールゲート」などを備え、利便性が向上している。
パワートレインは、GLB200dが最高出力150ps(110kW)、最大トルク320Nmの2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボエンジン「OM654q」、GLB250 4MATICスポーツが最高出力224ps(165kW)、最大トルク350Nmの2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジン「M260」。いずれも8段デュアルクラッチトランスミッション「8G-DCT」との組み合わせで、前者はフロント2輪、後者は4輪を駆動する。最低地上高200mmと合わせて、悪路走破性だけでなく、街中でのちょっとした段差に気を遣うことなく運転ができるという。
安全面では、Sクラスと同等のインテリジェントドライブ、利便性では対話型インフォテインメントシステムMBUX、ワイヤレスチャージング機能、テレマティクサービス「Mercedes me connect」などを搭載。価格はGLB200dが512万円。GLB250 4MATICスポーツが696万円となっている。
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