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2020年6月11日
ポルシェジャパンが独自の充電インフラネットワークを展開|Porsche
Porsche|ポルシェ
ポルシェジャパンが独自の充電インフラネットワークを展開
ポルシェジャパンは6月5日、ポルシェ製の電気自動車オーナー向けとして、急速充電を始めとする独自の充電ネットワークを全国に展開すると発表した。
Text by HARA Akira
ポルシェジャパンは6月5日、ポルシェ製の電気自動車オーナー向けとして、急速充電を始めとする独自の充電ネットワークを全国に展開すると発表した。
今回設定する充電器モデルは2つ。国内最速で最大150kW級のCHAdeMO規格となる急速充電器の「ポルシェ ターボチャージャー」は、先駆的技術のリーダーであるABB社と共同開発したもので、フルEVスポーツカーのタイカンであれば24分で80%(走行距離300km分)まで充電することが可能。自宅での利用を目的とした8kW出力の急速充電器「ポルシェ モバイルチャージャー」は、約9時間で80%以上まで充電できるという。
また、ポルシェEVは日本の充電基準であるCHAdeMOとJ1772に対応しており、高速道路のSA/PAや道の駅、駐車場等の公共施設にすでに設置されている2万基を超える充電器での利用も可能になっている。
ポルシェターボチャージャーは、2020年内には21の国内販売店に設置される予定で、順次拡大する。合わせてEVが整備できる施設の整備とトレーニングを受けたメカニックの配備も行うという。
さらに都市型充電ステーションとして、東京(4カ所準備中)、名古屋(ヒルトン名古屋地下駐車場、ナゴヤセントラルガーデン第1駐車場)、大阪(リンクスウメダ地下駐車場、あべのハルカス地下駐車場)にポルシェターボチャージングステーションを用意。ポルシェターボチャージャーを1カ所につき2基、ポルシェモバイルチャージャーコネクトを数基(2021年後半を予定)備え、短時間滞在と長時間滞在で使い分けることができるようになっている。
長距離ドライブでの対応では、ホテルやゴルフ場など目的地となる場所に、ポルシェデスティネーションチャージングステーションとしてポルシェオーナーが無料で利用可能な充電器を設置し、こちらも順次拡大していく予定という。
問い合わせ先
ポルシェカスタマーケアセンター
Tel.0120-846-911
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