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2021年2月26日
よりスポーティなデザインに──アウディQ2が初のビッグマイナーチェンジ|Audi
Audi Q2|アウディQ2
Q2がエクステリアを刷新するなど初のビッグマイナーチェンジ
アウディは、コンパクトSUV「Q2」をマイナーチェンジを実施。同車は2021年5月から発売される予定だ。また、今回のマイナーチェンジを記念した125台限定の「Q2 1stエディション」も導入される。
Text by YANAKA Tomomi
パワートレインは新開発の1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載
2017年にデビューし、アウディファミリーの中でも個性的でコントラストの効いた内外装のデザインが特徴のコンパクトSUV「Q2」が初のビッグマイナーチェンジを迎えた。
今回のアップデートでは、エクステリアを刷新。多角形のモチーフがインサートされた8角形のシングルフレームの位置は従来よりもわずかに下げられ、フロントセクションの幅の広さを強調。LEDヘッドライトとともにシャープな印象が与えられた。
ボンネットの先端には往年のアウディ スポーツ クワトロのイメージを受け継ぐ3分割スリットを設置。さらに開口部が拡大したフロントバンパー、5角形のモチーフを取り入れた力強い印象のリアバンパー、新デザインのリヤディフューザーなどを採用することで、よりスポーティなデザインが演出されている。
インテリアはエアベントやシフトレバーのデザインを変更。ダイヤモンドペイントフィニッシュシルバーグレーのデコラティブパネルを配したほか、オプションのSラインプラスパッケージを装着すればスポーツシートをはじめ、アルミニウムルックインテリア、ステンレススチールフットペダルなども装備される。
メーターパネル内には12.3インチディスプレイのアウディバーチャルコックピットを採用。MMIナビゲーションシステムやアウディ コネクト、スマートフォンインターフェイスなど、利便性の高いインフォテインメントシステムが搭載された。
パワーユニットは、新開発の1.5リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、高圧の直噴システムの採用などにより、最高出力110kW(150ps)、最大トルク250Nmを発生。7段Sトロニックトランスミッションを介して前輪を駆動する。また、エンジンが低負荷の際には2気筒となる気筒休止システムのシリンダーオンデマンドを取り入れることで燃費性能も向上している。
グレード構成は、同じパワーユニットを搭載するアドバンスドとSラインの2種類。ドライバーアシスタンスシステムでは、従来のアダプティブクルーズコントロールやアクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合したアダプティブクルーズアシストのほか、サイドアシストといった機能がセーフティパッケージとして設定された。
またQ2のマイナーチェンジを記念したモデルとして「Q2 1stエディション」も125台限定で設定。ハイグレードモデルのSラインをベースに、コンビニエンス&アシスタンスパッケージやナビゲーションパッケージ、19インチアルミホイールなどを標準装備。ボディカラーにはアウディ初となるアップルグリーンメタリックもしくは、アローグレーパールエフェクトから選択できる。
Q2全体でのボディカラーはアップルグリーンメタリックを含む5色の新色を設定。あわせてブレードのカラーラインアップが一新された。
価格はアドバンスドが394万円、Sラインが430万円、限定車の「Q2 1stエディション」が544万円となる。
問い合わせ先
アウディ コミュニケーションセンター
Tel.0120-598-106
https://www.audi.co.jp/