レンジローバーが9年ぶりのフルモデルチェンジ|Land Rover
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2022年1月19日

レンジローバーが9年ぶりのフルモデルチェンジ|Land Rover

LAND ROVER RANGE ROVER|ランドローバー レンジローバー

レンジローバーが9年ぶりのフルモデルチェンジ

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、フルモデルチェンジしたランドローバー「レンジローバー」を発表。2022年1月17日(月)から受注を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

パワーユニットはガソリン、ディーゼルにくわえPHEVをラインアップ

誕生から半世紀以上にわたり、ラグジュアリーSUVとしての存在感を発揮してきたレンジローバーが第5世代目へと9年ぶりにフルモデルチェンジした。
エクステリアは、世代を超えて受け継がれたきたルーフ、ウエスト、シルの3つのラインやショートオーバーハング、クラムシェルボンネット、直立したフロントガラスなど、レンジローバーのプロポーションを定義づける要素は健在。
新デザインとしてフロントグリルやエアインテーク、切れ目のないウエストライン、レーザー溶接などの最新技術を駆使した凹凸のないサーフェイスなどが与えられており、塊感のあるすっきりとしたデザインが特徴的だ。またこのデザインは、空気抵抗係数(Cd値)0.30の実現にも貢献しているという。
ボディタイプは、スタンダードホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)の2タイプを展開。シートレイアウトは、SV LWBのみでショーファーカーのような4人乗りが用意されたほか、これまでと同様の5人乗り、そしてレンジローバー初となる3列7人乗りもLWBモデルに設定された。この3列目もフルサイズシートになっており、セミアニリンレザーシートやパワーシート、シートヒーターなどが標準装備されている。
プラットフォームは、内燃エンジンやプラグインハイブリッド(PHEV)、そしてフルバッテリー電気自動車(BEV)など、あらゆるパワートレインに対応できるよう完全新設計された「MLA-Flex」を採用した。
パワートユニットは、最高出力221kW(300ps)、最大トルク650Nmの3.0リッター直列4気筒ディーゼルエンジン、最高出力390kW(530ps)、最大トルク750Nmの4.4リッターV型8気筒ガソリンターボにくわえ、PHEVもラインアップ。
PHEVは、3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジンと105kWの電動モーターを組み合わせたもので、最高出力375kW(510ps)と324kW(440ps)の2種類が用意されており、EVだけでの最大航続距離は100km(WLTP値では最大80km)を記録。さらに2024年にはランドローバー初となるBEVモデルも投入予定という。
走破能力もフルモデルチェンジにより進化しており、先進のエアスプリングを使用し、軽量でコンパクトな5リンク・リアアスクルをはじめ、ツインバルブモノチューブ・ダンパー、オールホイールステアリング、ダイナミックレスポンスプロなどを初採用し、オフロード走破能力と穏やかな乗り心地を両立された。
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