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2022年6月3日
ディフェンダーに8人乗りのニューファミリー「130」登場|Land Rover
Land Rover Defender 130|ランドローバー ディフェンダー 130
ディフェンダーに8人乗りのニューファミリー「130」登場
ランドローバーは英国時間の2022年5月31日、ディフェンダーに8人乗りの新型「ディフェンダー130」を発表した。
Text by YANAKA Tomomi
リアをストレッチし、3列シートで8人が快適に移動できるトップモデル
2019年に71年ぶりにフルモデルチェンジしたディフェンダーにトップモデルとなる、8人が乗車できる3列シートのディフェンダー130が導入された。
8人が快適に移動できるよう、後部を340mmストレッチしているのが特徴。頭上には標準仕様のパノラミックガラスルーフに加え、3列目の頭上には2つ目のサンルーフも備えられ、圧迫感のない開放的な空間が設えられた。また2列目と3列目は少しずつ高くなるスタジアムシートを採用。これにより、後席でもより良い視界が確保された。
乗り降りは、2列目シートを前方にスライドして倒すことで、広い乗り込み口を確保し、3列目への乗り降りも容易にできるように。さらに、ラゲッジスペースのボタンを押せば、電子制御のエアサスペンションが車体を下げ、楽に荷物を積み込むことが可能だ。ちなみに、ラゲッジスペースの容量は、3列目シートを使用した状態でも最大389リッター。3列目を格納した場合は1,329リッターのスペースが出現する。
室内では、ほかのディフェンダーと同様、11.4インチのタッチスクリーンを備えたインフォテインメント「PiviPro」を標準装備。そして、トップモデルにふさわしく、ナノイーXとPM2.5フィルターが付いた空気清浄システムプラスも初採用され、標準装備された。
「130」のパワーユニットは、いずれもマイルドハイブリッドシステムを取り入れた3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジンもしくは、3.0リッター直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載。いずれも8段ATを介して四輪を駆動する。
ディフェンダーならではの走破性も健在で、ランドローバーが独自に開発したアルミニウムモノコックアーキテクチャー「D7x」により25kNm/degのねじり剛性を実現。従来のフレームボディより3倍の強度を誇るという。
エアサスペンションシステムも最大430mmのアーティキュレーションを誇り、オフロードモードでは、71.5mm、リアは73.5mm上がり、障害物の乗り越えや最大渡河水深900mmまでの水中走行も可能。オフロード性能は、「PiviPro」のタッチスクリーンから地形に応じたものを選択できる。このほかにも最大3,000kgのけん引能力なども備える。
「130」の日本への導入時期などは未定。最新にして最大のディフェンダーの新モデルの日本上陸を待ちたい。
Spec
Land Rover Defender 130|ランドローバー ディフェンダー 130
- ボディサイズ|全長5,358×全幅2,008×全高1,970mm
- ホイールベース|3,022mm
- 最低値地上高|290mm
- 最大けん引重量|3,000kg
問い合わせ先
ランドローバーコール
Tel.0120-18-5568(9:00-18:00、土日祝日を除く)
https://www.landrover.co.jp/