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2020年12月18日
メルセデスAMGに48V電気システムと電気モーターを初採用したSUV3モデルが登場 |Mercedes-Benz
Mercedes AMG GLE 63 4MATIC +|メルセデスAMG GLE 63 4MATIC +
Mercedes AMG GLE 63 4MATIC + Coupe|メルセデスAMG GLE 63 4MATIC +クーペ
Mercedes AMG GLS 63 4MATIC +|メルセデスAMG GLS 63 4MATIC +
メルセデス・ベンツ日本は、「AMG GLE 63 S 4MATIC+」、「AMG GLE 63 S 4MATIC+クーペ」、「AMG GLS 63 4MATIC+」の3台のSUVを発表。販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
エンジンスタート時の快適性を向上
パフォーマンス志向の四輪駆動「4MATIC+」を搭載したSUVとして登場したメルセデスAMG 63シリーズ3台のSUV。
パワートレインは、いずれも最高出力450kW(612ps)、最大トルク850Nmを発生する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジン「M177」を搭載。さらにエンジンとトランスミッションの間には、最高出力16kW(21ps)、最大トルク250Nmを発生させる電気モーターISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を配置しており、オルタネーターとスターターの機能も兼ねる。
この電気モーターと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWの容量のリチウムイオンバッテリーに充電。エンジンが低回転時にはその電力を利用し、動力補助することでエンジン始動時の振動を抑え、エンジンスタートとアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。
このほかにも1000~3250rpmの低負荷の際には4気筒を休止することで燃料消費量とCO2排出量を抑えることができる「AMGシリンダーマネジメント」も搭載されている。
メルセデスAMG 63シリーズのエクステリアは、縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエーターグリルを新採用。AMGレッドブレーキキャリパーやAMGスポーツエグゾーストシステムも装備した。
足元には22インチの大径デザインが標準で用意され、GLSにはオプションとしてメルセデス・ベンツとメルセデスAMGで初となる23インチの「ヒマラヤグレーペイント23インチAMGマルチスポークアルミホイール」も設定。
インテリアには、ステアリングホイールから手を離さずに走行モードを変更できるAMGドライビングコントロールスイッチやタッチコントロールボタンを備えたAMGパフォーマンスステアリングが採用されている。
マルチメディアシステムには「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動するMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)を標準装備。さらに、無線充電するワイヤレスチャージング機能を前席に全車標準装備した。
このほかにも進化した「レーダーセーフティパッケージ」などを備えた安全運転支援システムが搭載されている。
価格は「AMG GLE 63 S 4MATIC+」が1958万円、「AMG GLE 63 S 4MATIC+クーペ」が1998万円、「AMG GLS 63 S 4MATIC+」が2183万円となる。
問い合わせ先
メルセデスコール
Tel.0120-190-610
https://www.mercedes-benz.co.jp/