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2020年8月27日
ポルシェ、よりハイパフォーマンスに生まれ変わった新型「パナメーラ」を発表|Porsche
電気による航続距離が最大で54 kmとなった4S E-ハイブリッド
パフォーマンスを重視したプラグインハイブリッドモデルとして、新たにパナメーラ4S E-ハイブリッドを導入した。最高出力324 kW(440 ps)の2.9リッターV6ツインターボエンジンと8段デュアルクラッチトランスミッションのPDKに組み込まれた100 kW(136 ps)の電気モーターのインテリジェントな組み合わせにより、システム最高出力は412 kW(560 ps)、システム最大トルクは750 Nmに達する。
性能も圧倒的で、標準装備のスポーツクロノパッケージと組み合わさることで、0 - 100 km/h発進加速は3.7秒となり、最高速度は298 km/h。セルの最適化により、バッテリー総容量は従来のハイブリッドモデルの14.1 kWhから17.9 kWhへと拡大した。
また走行モードを最適化したことでエネルギーの使用効率がさらに改善され、4S E-ハイブリッドの電気のみによる航続距離は、WLTP EAER Cityで最大54 km(NEDCでは最大64 km)となった。
よりシャープになり存在感が増したエクステリア
パナメーラの各モデルレンジでは、従来はオプションだったスポーツデザイン フロントエンドがファクトリーで装着されることになり、印象的なエアインテークグリル、サイドの大型冷却用開口部、シングルバーのフロントライトモジュールが備わった。
パナメーラ ターボSの完全に新しいフロントエンドは、大型のサイドエアインテークとボディカラー同色の新開発のエレメントが特徴で、このエレメントが水平につながることで、車両がいっそうワイドに見える。
デュアルターボ フロントライトのライトモジュールは、従来よりも大幅に離して配置され、変更が加えられたリアのライトストリップは、輪郭が調整されたラゲッジコンパートメントリッド上をシームレスに走り、新たに開発された左右のLEDテールライトクラスターを流れるように連続して結びつけるデザインを採用した。
GTSモデルでは、濃色エクスクルーシブデザイン テールライトクラスターを標準装備。ホイールのラインナップには3種類の新しい20および21インチホイールが追加され、合計10種類のデザインが用意された。