ポルシェ、よりハイパフォーマンスに生まれ変わった新型「パナメーラ」を発表｜Porsche

PORSCHE Panamera｜ポルシェパナメーラ

高性能化したマイナーチェンジ版「パナメーラ」がデビュー

ポルシェジャパンは8月27日、スポーツカーのパフォーマンスとエクスクルーシブサルーンの快適性を融合したマイナーチェンジ版パナメーラの予約受注を同日から開始すると発表した。

Text by HARA Akira

0 - 100km/h加速3.1秒のターボ S

最高出力463 kW（630ps）、最大トルク820 Nmの新型パナメーラターボSは、先代の内燃エンジンのみを搭載したフラッグシップモデル、パナメーラターボよりも出力が59 kW（80 ps）アップし、トルクは50 Nm増大した。

スポーツプラスモードでは、ターボSモデルの0 – 100 km/h加速はわずか3.1秒。ヴァイザッハで開発し、ツッフェンハウゼンで生産するなじみ深い4リッターV8 ツインターボエンジンは徹底的な見直しを加え、最高速度は315 km/hに達する。

PORSCHE Panamera ポルシェパナメーラ — ポルシェパナメーラターボS

巨大なパワーを制御しながら路面に伝えられるよう、またコーナリング性能を最大化できるよう、3チャンバーエアサスペンション、ポルシェアクティブサスペンションマネージメントシステム（PASM）、およびポルシェトルクベクトリングプラス（PTV Plus）を含むロール抑制システムであるポルシェダイナミックシャシーコントロールスポーツ（PDCCスポーツ）が各モデルにあわせて専用にカスタマイズされ、最適化されている。

ポルシェパナメーラターボS

新しいパナメーラターボSは、伝説のニュルブルクリンク北コースにおいて、テストドライバーのラルス・ケルンにより、一周20.832 kmを7分29秒81で駆け抜けた。これは「エグゼクティブカー」クラスの公式記録としては新記録となる。

スポーツ性と快適性を向上したパナメーラGTS

パナメーラGTSのV8ツインターボエンジンの最高出力は、先代モデルよりも15 kW（20 ps）アップした353 kW（480ps）で、最大トルクは620 Nmを発生。エンジン出力が最高回転数付近まで連続的に上昇するため、出力の発生は、自然吸気エンジンを搭載した従来のスポーツカーと同じような特性を示すという。