クーペシルエットの新型コンパクトSUV アウディ「Q3スポーツバック」デビュー|Audi
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2019年7月31日

クーペシルエットの新型コンパクトSUV アウディ「Q3スポーツバック」デビュー|Audi

                             

Audi Q3 Sportback|アウディQ3スポーツバック

クーペシルエットの新型コンパクトSUV アウディ「Q3スポーツバック」デビュー

独アウディは7月24日、クーペのようなシルエットを持つ新しいコンパクトSUV、アウディ「Q3スポーツバック」を発表した。

Text by HARA Akira

Q3のSUVクーペ

アウディ「Q3スポーツバック」は、同社のコンパクトSUV「Q3」をベースとし、スポーティなクーペスタイルと、SUVならではの力強い存在感や利便性が組み合わされたアウディブランド初のコンパクト クロスオーバー モデルであると説明されている。

ボディサイズは全長4,500×全幅1,840×全高1,560mmで、姉妹モデルのQ3より15mm長く25mm低いディメンジョンとなっている。2,680mmのホイールベースは共通だ。

エクステリアは、立体的なデザインになったブラック仕上げの8角形シングルフレーム グリルと、クーペのようなルーフラインを持つキャビンが最大の特徴で、グリル同様のブラック仕上げとしたフロントの台形エアインレット、クワトロドライブ(四輪駆動)をイメージさせる前後のブリスター風フェンダー、スポーティなバンパーデザインとルーフエッジ スポイラーなどが力強い印象を与えている。

インテリアはQ3と同様のもので、標準モデルには10.25インチのデジタル インストルメント クラスターを装備。最上位システムのMMIナビゲーション プラスを選択すると数多くの追加機能を提供するアウディ バーチャル コックピットが組み合わされ、また一部モデルでは10.1インチのタッチディスプレイが、より大型の12.3インチになるアウディ バーチャル コックピット プラスが選択できるようになるという。

3人掛けのリアシートは3分割、7段階リクライニング仕様となっており、前後130mmのスライドが可能なタイプ。荷室は標準で530リッターを確保し、後席を折りたたむと最大で1,400リッター(Q3では最大で1,525リッター)まで拡大することができる。積載フロアは2段階に調節可能で、キックアクションで開閉可能な電動式テールゲートも用意されるという。
ヨーロッパ発売時のパワートレインは、ガソリンとディーゼルの2種類。「Q3スポーツバック 45TFSIクワトロ Sトロニック」が搭載する2.0TFSIガソリン ターボは最高出力230ps(169kW)、「Q3スポーツバック 35TDI Sトロニック」が搭載する2.0TDIディーゼル ターボは最高出力150ps(110kW)となる。クワトロシステムとマニュアルトランスミッションを組み合わせたモデルも追加が予定され、年内にはさらにパワフルなディーゼルエンジンと、エントリーレベルのガソリンエンジンに48Vマイルド ハイブリッド システムを採用したパワーソースを用意する予定という。

コネクティビティ面では、Audi connectオンラインサービスによる交通情報や検索サービスが可能となり、my Audiアプリを利用すればAndroidやアップルのスマートフォンを車載インフォテインメントシステムに統合することができる。

また安全面では車線逸脱警告、車線変更警告システムの他、正面衝突が差し迫っている場合に視覚的、音響的、触覚的な警告をドライバーに発するアウディ プレセンス フロント(ドイツ販売モデル)を標準装備。360度カメラなどを利用して駐車やハンドル操作を支援するアダプティブ ドライブ アシストをオプションで用意する。

Q3スポーツバックは今秋から欧州で販売が開始され、価格は35TDI Sトロニックが4万200ユーロ、45TFSIクワトロSトロニックが4万6,200ユーロと発表された。
問い合わせ先

アウディ コミュニケーションセンター
0120-598-106
https://www.audi.co.jp/

                      
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