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2021年4月16日
ホンダ、再生可能エネルギー活用と充電コスト低減を両立させる新サービスを英国でローンチ |HONDA
Honda|ホンダ
再生可能エネルギー活用と充電コスト低減を両立させる新サービスを英国でローンチ
ホンダは、再生可能エネルギーの活用と充電コストの低減を両立するため、電気自動車(EV)向けエネルギーマネジメントサービス「e:PROGRESS(イー プログレス)」の提供を英国で開始。欧州初の自動車メーカーによるエネルギーマネジメントサービスとなり、EV「Honda e(ホンダ イー)」のオーナー向けにローンチされた。
Text by YANAKA Tomomi
電力需要を平準化し再生可能エネルギー由来の電力使用拡大に貢献
2020年から英国でEV「ホンダe」を販売してきたホンダ。今回、電力需要が少なく電力コストの低い時間帯にEVを充電することで、電力需要を平準化し再生可能エネルギー由来の電力使用拡大に貢献すべく、EV向けエネルギーマネジメントサービス「イー プログレス」をローンチした。
「イー プログレス」は、スマート充電や需要と発電事業者をつなぐことで電力供給・需要のバランスを最適化し、安定供給を目指す“リソースアグリゲーション”を専門とするMoixa(モイクサ)社や、英国初の変動型電気料金を提供する電力会社オクトパスエナジー社が共同で提供。充電器設置をブリティッシュ ガス社が手掛ける。
契約者はスマートフォンのアプリケーションに必要な充電量を入力。ホンダeを「ホンダ パワーチャージャー S+」など自宅の充電器につなぐだけでモイクサ社のソフトウエアが最適な充電スケジュールを設定。オクトパスエナジー社が提供する変動型電気料金を活用できるため、電力コストの低い時間帯に自動的に充電できる。
このシステムを活用することで、年間8000マイル(約1万2875キロ)を走行することを前提とした標準的な電気料金と比較し、1年間で最大475ポンド(約7万1000円)の充電費用を節約することが可能となるという。
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