日産、3列シートのSUV「インフィニティQX60モノグラフ」を発表|NISSAN
CAR / NEWS
2020年9月29日

日産、3列シートのSUV「インフィニティQX60モノグラフ」を発表|NISSAN

NISSAN INFINITI QX60 Monograph |日産インフィニティQX60 モノグラフ

日産、3列シートのSUV「インフィニティQX60モノグラフ」を発表

日産は9月25日、2021年のデビューを予定している3列シートのSUV「インフィニティQX60」の方向性を示すコンセプトモデル「QX60 Monograph(モノグラフ)」を発表した。

Text by HARA Akira

インフィニティが目指す未来のクルマ象を示すもの

現行のインフィニティQX60はファミリー層に人気があり、広々としたパッケージングと独自の快適な3列シートを持っている。「QX60モノグラフ」のプロポーションには、こうした強みを残しながらも、より空力性能の高い力強いシルエットでモデルを変革したいというインフィニティの思いを反映。
また、単なるデザインスタディやコンセプトではなく、インフィニティが目指す未来のクルマの変革について具体的な洞察を示すものであり、インフィニィティの未来の3列シートSUVの魅力を高めるデザイン要素やプロポーションを紹介したものだという。
エクステリアは、ワイドなスタンス、水平のショルダーライン、力強いホイールアーチが合わさって、風格のある姿とSUVらしさを強調。サイドから見ると、力強い水平のボンネットとフェンダー、長いホイールベースが目を引き、緩やかに傾斜したAピラー、次第に細くなる涙のしずくのような形のグラスハウスが、流れるような洗練された輪郭を生み出している。
細部には日本の伝統に着想を得た部分も多く、例えば 「ダブルアーチ」グリルのインナーメッシュは、日本の伝統的な遊びである折り紙からインスピレーションを得ていて、二次元的な平面でありながら、三次元的な奥行きを感じさせる。また、大きなパノラマルーフには、「着物の織」をイメージした模様を採用。垂直な線が入り組んだ幾何学模様は、絹の着物のひだや日本の現代建築の構造からインスピレーションを受けたという。
日産のグローバルデザイン担当専務執行役員であるアルフォンソ アルバイサ氏は、「私たちは、未来の『QX60』の方向性や、さらにはブランドとしてのデザインランゲージがどこへ向かおうとしているかについて、議論を始める格好のチャンスだと考えてモノグラフのデザインに着手しました」とコメントしている。
「QX60モノグラフ」は、横浜のグローバル本社と2020年北京モーターショーのインフィニティブースで、公開される。
問い合わせ先

日産お客さま相談室
Tel.0120-315-232(9:00-17:00、12/31-1/2を除く)
http://www.nissan.co.jp/

                      
Photo Gallery