ベントレーの英国本社で新たな水リサイクルシステムを導入｜Bentley

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ベントレーの英国本社で新たな水リサイクルシステムを導入

ベントレー・モーターズは2020年3月、英国クルー本社に新たな水資源のリサイクルシステムを導入したことを発表した。

Text by YANAKA Tomomi

35万リットルを超える水を回収、浄化できると予想

最も持続可能性のある高級自動車メーカーになることを目指しているというベントレー。カーボンニュートラル認証を受け、水やエネルギーの使用量、相殺されるCO2の排出量のさらなる削減など、サスティナブルな企業を目指している。

ベントレーでは、これまでも施設内に数多くの逆浸透処理装置を設け、高品質塗装仕上げに影響を及ぼす恐れのある汚染物質を除去するなどのリサイクルを行ってきた。しかし、逆浸透処理に送り込んだ3リットルの処理用水から必要レベルの純水は1リットルしか精製できなかったのだそうだ。そして今回、新しいサイクルシステムを導入した結果、残りの2リットルも工場や施設を清潔な状態に維持するために使用できるようになったという。

ベントレーでは「多くの製造プロセスで水は重要な役割を果たしますが、天然素材でもあるため、消費を削減し、可能な限り再利用することが当社の哲学からも重要」とコメント。さらに、新しいリサイクルシステムは最高品質の自動車を製造するという目的達成にも寄与するという。

ベントレーの計画によると2020年の今年は35万リットルを超える水が回収できると予想しており、浄化された水は清掃や植栽の水やりなどにも使われる予定だ。

問い合わせ先

ベントレーコール
Tel.0120-97-7797
https://www.bentleymotors.jp/

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