新型Sクラス譲りの新技術が盛りだくさん──メルセデス・ベンツ、新型Cクラスを発表|Mercedes Benz
CAR / NEWS
2021年7月7日

新型Sクラス譲りの新技術が盛りだくさん──メルセデス・ベンツ、新型Cクラスを発表|Mercedes Benz

インテリアデザインについても新型Sクラスの要素を採用

インテリアデザインについても新型Sクラスの要素を取り入れ、ダッシュボードは上下2つの部分に分かれている。上部は翼のような形状に、航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の新デザインの角型エアアウトレットを配置し、スポーティさを演出。下部には大きなセンターコンソールからダッシュボードへと途切れなく続く、インテリアトリムをあしらった。
また、ドライバーを重視することでスポーツ感を強調すべく、ダッシュボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度ドライバー側に傾けた新しいデザインを採用。運転席に備わる12.3インチの大型コックピットディスプレイは自立型で、ダッシュボード上部と大きなインテリアトリムの手前に浮かんでいるように見える。
コックピットディスプレイとメディアディスプレイは3つのスタイル (ジェントル、スポーティ、クラシック)と3つのモード(ナビゲーション、アシスタンス、サービス)の中から選択することで、カスタマイズすることが可能だ。
ステアリングホイールもメルセデス・ベンツの最新世代のものを採用。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を全て手元で完結できる機能性も有している。
さらに、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくても、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、使い勝手が向上した。
室内を彩る「アンビエントライト」も改良され、64色から選択可能で、単色の発光に加えて色の連続変化が可能となった。また、ホイールベースが25mm長くなったことで、後席レッグルームを21mm、ヘッドルームを13mm拡大し、後席の居住性が向上した。
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