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2022年6月3日
次世代レクサス第4弾モデル「RX」がワールドプレミア|LEXUS
LEXUS RX|レクサスRX
次世代レクサス第4弾モデル「RX」がワールドプレミア
ネクストチャプターとして、カーボンニュートラル社会の実現と多様なマーケットのニーズやライフスタイルに応えるクルマづくりに取り組むレクサス。新型「NX」と「LX」、ブランド初となるBEV専用モデル「RZ」に続く次世代レクサスの第4弾モデルとして、RXがワールドプレミアされた。
Text by HARA Akira
ユーザーのニーズに合わせて多彩なパワートレインラインアップ
レクサスは、新型ラグジュアリーSUV「RX」を世界初公開した。RXは1998年、ラグジュアリーSUVのパイオニアとして北米で誕生。2005年にはレクサス初のHEVモデル「RX400h」を発売するなど電動車としての走行性能と環境性能も追求しており、1998年から2022年4月末時点まで、約95の国と地域で累計約350万台を販売したレクサスのコアモデルだ。
今回5代目となる新型RXでは、さまざまな変革に挑戦し、全面刷新を遂げたという。日本での発売は、2022年秋頃を予定している。
新型RXは、高い運動性能を実現するGA-Kプラットフォームを採用し、高剛性ボディと軽量化を両立。マルチリンク式サスペンションを搭載し、レクサスの原点である上質な乗心地と高い静粛性を実現した。
ボディサイズは全長4,890×全幅1,920×全高1,695mmと先代とほとんど変わらないものの、ホイールベースは60mm延長した2,850mmとなっている。
最大の特徴は、ユーザーのニーズに合わせて以下のような多彩なパワートレインラインアップを揃えたことだ。
RX500h:2.4L直列4気筒ターボハイブリッドシステム(AWD)
RX450h+:2.5L直列4気筒プラグインハイブリッドシステム(AWD)
RX350h:2.5L直列4気筒ハイブリッドシステム(FFとAWD)
RX350:2.4L4気筒ターボエンジン(FFとAWD)
さらにRX500hには、「F SPORT Performance」グレードを用意し、高トルクの2.4リッターターボとモーターのフロントユニットと、リア搭載の高出力モーター「eAxle」を組み合わせたハイブリッドシステム「DIRECT4」を採用し、前後の駆動力を100:0〜20:80まで緻密に制御することで、ドライバーがクルマと対話できるような走りを実現したという。
エクステリアデザインでは、新たな走りを予感させる、踏ん張り感のあるスタイルを表現。レクサスの独自性を追求し、スピンドルグリルを進化させた「スピンドルボディ」という塊感のあるボディと、冷却機能を両立するフロントグリルが一体となった造形となっている。
一方のインテリアデザインでは、人間中心の思想から生まれたデザイン「Tazuna Concept」に基づいた、クルマとドライバーがより深く直感的につながり、操ることを楽しめるドライバー席と、開放的で快適な居住空間の両立を目指した。
レクサスインターナショナルの 新型RX チーフエンジニアである大野貴明氏は、「初代RXがラグジュアリーSUVとして誕生して24年。これまで世界各国の多くのお客様にご愛顧をいただきました。5代目となる今回、『運転が楽しい』という喜びをより多くのお客様へお届けしたいという想いのもと、レクサスのグローバルコアモデルだからこそ、守りに入らず、変革に挑戦してきました。『このクルマに乗って走ること自体が楽しくなった』『同じドライブでも、もっと気持ちいい感覚になれた』、そんな素の自分になれるクルマを目指して、徹底的にクルマの素性を鍛え上げ、新たな走りや、魅惑的でありながらも機能に根差したデザインを追求し続けてきました。開発と生産が一体となり、お客様に寄り添い、人生を豊かにする愛車となれるように、新型RXを最後まで妥協せずにつくり込んでまいりました。ぜひご期待下さい。」とコメントしている。
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