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2023年8月31日
新型ポルシェ カイエンに史上もっともパワフルなモデルが登場|Porsche
Porsche Cayenne Turbo E-Hybrid|ポルシェ カイエン ターボ E-ハイブリッド
Porsche Cayenne Turbo E-Hybrid Coupé|ポルシェ カイエン ターボ E-ハイブリッド クーペ
電気航続距離とパフォーマンスがアップグレードしたPHEV
ポルシェジャパンは、ポルシェのSUVモデルの中でもっともパワフルな「カイエン ターボ E-ハイブリッド」と「カイエン ターボ E-ハイブリッド クーペ」の予約受注を8月29日(火)から開始した。
Text by YANAKA Tomomi
システム全体で739ps、950Nm、最高速度は295kmを記録
今年4月に第三世代となる新型が発表されたカイエンに、最上位モデルかつ、カイエン史上もっともパワフルな「カイエン ターボ E-ハイブリッド」と「カイエン ターボ E-ハイブリッド クーペ」が追加された。
これは、前型の「カイエンターボS E-ハイブリッド」の後継となるPHEVモデルで、特に電気航続距離と性能がアップグレードしているのが特徴。日常の使いやすさとともに、性能でも大幅な向上を遂げた。
心臓部に搭載する最高出力441kW(599ps)を発生する4.0リッターV8ツインターボエンジンに加え、出力130kW(176ps)の電気モーターも搭載。このユニットの合計出力は544kW(739ps)、最大トルクは950Nmに達し、最高速度は295㎞/h、0-100km/h加速は3.7秒を記録する。
また、高電圧バッテリーの容量も25.9kWhに増加したことで、電気航続距離も最長82㎞へと増加。新たに11kWの車載充電器も搭載された。
エアサスペンションでは、2チャンバー、2バルブ技術を採用したアダプティブエアサスペンションを標準装備。これによりサスペンションの伸側と縮側を別々に調整でき、コーナリングでのハンドリングに生かされるほか、低速走行時には快適性重視となり、快適性と安全性を同等に高めることが可能に。
さらに、コンフォートとスポーツプラスのサスペンション設定の間により広い範囲を提供できるようになるとポルシェでは謳う。
エクステリアもシリーズ最上位にふさわしいものに。フロントはターボモデル専用の特徴的なスタイルを採用。光沢ブラックのエアブレードがアクセントとなる大型クーリングエアインテークが備えられた。
また、ホイールアーチトリムとエクステリアカラーのリアバンパーがパフォーマンス重視のモデルであることを主張する。
インテリアも同様にスポーティなアクセントがちりばめられ、ダッシュボードとドアパネルのトリムに施されたアルミニウムのインレイなどがパフォーマンスへのこだわりを強調。
GTスポーツステアリングホイールやレザースポーツシート、希望のドライビングモードを素早くダイレクトに選択可能なモードスイッチなどが標準装備された。
またポルシェでは、よりスポーティなパフォーマンスを備えた「GTパッケージ」も「カイエン ターボ E-ハイブリッド クーペ」に用意。
ボディは10㎜低く設定。GT専用のピボットベアリングはフロントアスクルのキャンバーをー0.58度増やし、ワイドなフロントホイールと組み合わせることで、コーナーでのよりダイナミックなステアリングレスポンスや全体的なステアリング性能の向上、コーナリンググリップの強化に寄与する。
さらに、高性能のポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)や、22インチGTデザインホイール用パフォーマンスタイヤなども標準装備されるとともに、ルーフも軽量カーボンファイバー製となり、最高速度は305km/h、0-100km/h加速は3.6秒と、よりハイパフォーマンスなモデルとなる。
「カイエン ターボ E-ハイブリッド」シリーズのステアリングはいずれも右、トランスミッションは8段ATを採用。価格は「カイエン ターボ E-ハイブリッド」が2,342万円、クーペが2,400万円、クーペGTパッケージが2,790万円となる。
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