BMWがマイナーチェンジした新型5シリーズを発表|BMW
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2020年6月1日

BMWがマイナーチェンジした新型5シリーズを発表|BMW

BMW 5Series|BMW 5シリーズ

BMWがマイナーチェンジした新型5シリーズを発表

BMWは5月27日、マイナーチェンジしたミドルクラスの5シリーズを発表した。バリエーションはセダンとツーリング。パワートレインはプラグイン・ハイブリッドのほか、48Vマイルド・ハイブリッド・システムを備えた4気筒と6気筒のガソリンとディーゼルエンジン、V8ガソリンエンジンと多彩な組み合わせとなっている。市場導入は今年7月を予定している。

Text by HARA Akira

内外装をスポーティかつ存在感のあるものに

エクステリアでは、幅と高さを増し、フロントエプロンに向かってさらに下がったキドニーグリルが特に目を引く。細身の輪郭を持つヘッドライトは、2つのU字型か、オプションを装備した場合はL字型に配置された2つのデイタイム・ランニングライトがより現代的なグラフィックを生み出すようになった。
リアでは、新しいL字型グラフィックの3次元デザインブレーキライト一体型テールライトと、全モデル共通の台形テールパイプ・フィニッシャーが装備される。
インテリアでは、センターコンソールのデザインを刷新したほか、10.25インチ(標準)、12.3インチ(オプション)のコントロール・ディスプレイ、マルチファンクションスイッチの配置を変更したスポーツレザー・ステアリングホイール、ツーリングに追加された拡張機能付きオートマチック・クライメートコントロールなどが新しい。

多彩なパワートレイン

パワートレインは、最上位モデルの「M550i xDriveセダン」が搭載する最高出力390kW/590psの4.4リッターV8ガソリンエンジン(複合モード燃費10.0〜9.7ℓ/100km、同CO2排出量229〜221g/km)のほか、48Vマイルド・ハイブリッド・システムを搭載した2.0リッター直列4気筒と、3.0リッター直列6気筒のガソリンとディーゼルエンジンがそれぞれ3種類ずつ用意され、その出力範囲は135kW/184ps〜250kW/340psと幅広い。
ガソリンエンジンの直噴システムは燃料噴射圧力を高めて効率を大幅に改善。ディーゼルエンジンには2ステージターボ過給技術を採用することでよりシャープな吹け上がりを実現している。さらに、パワフルな電圧48Vのスタータージェネレーターと第2のバッテリーを搭載したマイルドハイブリッドシステムによって、瞬時に8kW/11psの電気ブーストが得られ、追い抜き(車線変更無し)、追い越し(車線変更あり)がさらにダイナミックに行えるようになるという。

機能を追加したドライバーアシスタント・システム

オプションのレーンデパーチャー・ウォーニングシステムには、ステアリングアシスタンスを通じて元の車線に戻す機能を追加。ステアリング&レーンコントロール・アシスタントも更新され、アクティブナビゲーションが組み合わされることで、ナビゲーションのデータを使って車線変更が必要なタイミングを事前に察知し、レーンチェンジ・アシスタントを使って簡単に車線変更が行えるようになったという。
また、自動車専用道路で車列の最後尾についた際に、最適な車線に車両を誘導する新しい機能「エマージェンシーレーンのオートマチック・フォーメーション機能(緊急自動車線変更機能)」が新たに用意された。パーキングアシストの機能範囲も拡大され、最大50メートルまでの距離を自動操舵しながら後退する「リバース・アシスト」が追加されている。
※すべてドイツ国内市場向けの仕様を基準として記述しています
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Tel.0120-269-437(平日9:00-19:00、土日祝9:00-18:00)
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