メルセデス「Cクラス セダン」にPHEVモデルを投入|Mercedes-Benz
CAR / NEWS
2019年9月5日

メルセデス「Cクラス セダン」にPHEVモデルを投入|Mercedes-Benz

Mercedes Benz C Class|メルセデス・ベンツ C クラス

Mercedes Benz C 350e Avantgarde|メルセデス・ベンツ C 350e アバンギャルド

Mercedes Benz C Class Laureus Edition|メルセデス・ベンツ C クラス ローレウス エディション

Cクラス セダンにPHEVモデルを投入

メルセデス・ベンツ日本は9月2日(月)、「Cクラス」にプラグイン ハイブリッド(PHEV)セダン「C 350 e アバンギャルド」を発表し、販売を開始した。同時にCクラス全体でも一部変更を行うとともに、セダンとステーションワゴンに特別仕様車「ローレウス エディション」を追加した。

Text by YANAKA Tomomi

システム全体で最高出力235kW(320ps)、最大トルク700Nmを発生

メルセデス・ベンツ「Cクラス」に、ついにPHEVモデルが登場した。
設定されたのはCクラスのセダン。パワートレインは最高出力155kW(211ps)、最大トルク350Nmの2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに、最高出力90kW(122ps)、最大トルク440Nmを発生し、ブースト機能を併せ持つ電気モーターを組み合わせたもの。システム全体で最高出力235kW(320ps)、最大トルク700Nmを発生する。
電気モーターのみでも最大約54kmの走行が可能で、回生ブレーキでの充電も行う。搭載される高電圧リチウムイオン バッテリーの充電はメルセデス・ベンツ純正ウォールユニット(6.0kW)の場合、約2時間で完了。13.5kWhのリチウムイオン バッテリーを積みながらもトランク容量は300リッターが確保された。
また「インテリジェント アクセルペダル」も備えられ、EV走行モードの際には“これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならない”とう限界点でアクセルペダルの抵抗を増して無駄なエネルギーの消費を抑える「プレッシャポイント機能」などが備えられている。
このほかに、連続可変ダンパーとマルチ チャンバー エアサスペンションを電子制御することで、快適性と俊敏性に寄与する「エアー ボディコントロール サスペンション」や、スポーティなエクステリアとインテリアを演出するAMGライン、Cクラス専用デザインの12.3インチ コックピット ディスプレイなどが盛り込まれる「レザー エクスクルーシブ パッケージ」もオプション設定された。

C180に1.5リッター直列4気筒ターボ「M264」を新採用

特別仕様車「ローレウス エディション」は、セダンとステーションワゴンの「C 200」「C 200 4MATIC」「C 220 d」に設定。スポーティなエクステリアを演出するAMGスタイリングパッケージやワイヤレスチャージング機能を標準装備。インテリアのセンターコンソールには「Laureus」のロゴがデザインされたバッジが与えられている。
セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの仕様変更では、「C 180」に新たに1.5リッター直列4気筒ターボエンジン「M264」を採用。最高出力115kW(156ps)、最大トルク250Nmを発生させ、ターボチャージャーにはツインスクロース システムのほか、状況に応じた最適な吸気を実現する「カムトロニック」も搭載された。
このほかにもエクステリアの新色グラファイト グレーを「63」と「63S」を除くセダンとステーションワゴンに設定。ドライブレコーダーなども新規オプション設定されている。
消費税10パーセント込みの価格は、C 350 e アバンギャルドは679万円で、デリバリーは10月以降を予定。ローレウス エディションはセダンが586万円から614万円、ステーションワゴンは610万円から640万円。1.5リッター直4エンジンへと刷新した「C 180」はセダンが463万円もしくは504万円、ステーションワゴンは488万円から530万円、クーペは586万円、カブリオレは639万円で、デリバリーは10月以降が予定されている。
問い合わせ先

メルセデスコール

Tel.0120-190-610
https://www.mercedes-benz.co.jp/

             
Photo Gallery