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2022年10月4日
メルセデスの電動ラグジュアリーサルーン「EQS」が発売──五感を通して感じられる次世代のラグジュアリーとは？｜Mercedes Benz
アナログとデジタルの共存したインテリア
インテリアでは、3枚の高精細パネルとダッシュボード全体を1枚のガラスで覆うMBUXハイパースクリーンを装備。左右のジェットエンジンのタービンを模したデザインのエアアウトレットとのコントラストが、アナログとデジタルの共存という遊び心を演出している。
また電気自動車らしく従来のようなセンタートンネルがなく、センターコンソールの下側は宙に浮いたような構造となっており、同じく中に浮いたように見えるドアパネルのモジュールや、暗くなると自動的に点灯するアンビエントライトが、前衛的なデザインをさらに美しく演出するという。
標準のシートは、サイドサポート部が「ラップアラウンド形状」となっており、輪郭に沿って照明付きパイピングが施されている。またAMGラインではスポーツシートを採用。ディスプレイはスポーティ、クラシック、ジェントル、ナビ、アシスト、サービスの6つ、EQS53ではTRACK RACE、Supersportを加えた8つからカスタマイズが可能になっている。
さらに複数のドライビングサウンドから乗員の好みに応じてメニューが選べるサウンドエクスペリエンスを搭載。ドライブモードやアクセルペダルの踏み込み量、回生ブレーキ量などパラメーターによって変化するもので、高度な音響設計アルゴリズムによりBurmester3Dサラウンドシステムのアンプ内部でリアルタイム計算で生み出され、スピーカーで再生される設計となっている。