メルセデスの電動ラグジュアリーサルーン「EQS」が発売──五感を通して感じられる次世代のラグジュアリーとは?|Mercedes Benz
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2022年10月4日

メルセデスの電動ラグジュアリーサルーン「EQS」が発売──五感を通して感じられる次世代のラグジュアリーとは?|Mercedes Benz

Mercedes-EQ EQS|メルセデスEQ EQS

メルセデスの電動ラグジュアリーサルーン「EQS」発売、AMG版も登場

メルセデス・ベンツ日本は9月29日、ラグジュアリー電気自動車の「EQS」を発表。同日から「EQS 450+」を発売するとともに、メルセデスAMGの「EQS 53 4MATIC」の予約注文を受け付けるとした。

Text by HARA Akira

BEVならではのキャブフォワードデザインを採用したインテリア

メルセデス・ベンツEQSは、同社が長年培ってきたラグジュアリーと快適性の理想を実現した電気自動車として開発されたモデル。専用のプラットフォームを新たに設計・開発し、人間の視覚、聴覚、触覚、嗅覚を通して次世代のラグジュアリーを感じることができるという。
EQSのボディサイズは全長5,225×全幅1,925×全高1,520mm、ホイールベース3,210mmで、そのエクステリアには、機能性やエアロダイナミクスに対する厳しい要求を満たす「目的に沿ったデザイン」として、ゆったりとした面の構成、継ぎ目の少なさ、そしてシームレスデザインといった「Sensual Purity(官能的純粋)」の思想が反映されている。
EQSのスポーティで低く構えたフロントは、グリーンハウスをまたいで続く「ワン・ボウ」 (弓)のラインとサッシュレスドアにより、クーペのようなシルエットを形成。 フロントにエンジンやトランスミッションを縦置きする必要がないことから、メルセデス・ベンツの典型的なシルエットとは異なるキャブフォワードデザインを採用している。 通常よりも前方に位置する A ピラーと前後のショートオーバーハングにより、ゆったりとしたキャビンスペースを確保することができたという。
フロントフェイスは運転支援システムなどさまざまなデバイスを組み込んだ「ブラックパネル」ユニットに統合。ボンネットはエアフィルター交換などサービス工場などでのメインテナンス時のみ開閉可能な構造になっている。
ホイールやタイヤは、エアロダイナミクスを考慮したサイズやジオメトリを持つものを採用し、流麗なボディ形状と相まってCd値は0.20を達成。さらにドアやウインドウのシールに特殊な防音対策を施すことで、高周波の風切り音に対する防音を徹底。パワートレインのノイズが少ない電気自動車ならではの静粛性に貢献している。
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