アウディ、e-tron初となるアヴァント仕様のコンセプトモデルを発表|Audi
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2022年3月22日

アウディ、e-tron初となるアヴァント仕様のコンセプトモデルを発表|Audi

Audi A6 Avant e-tron concept |アウディA6 アヴァント イートロン コンセプト

アウディ、e-tron初となるアヴァント仕様のコンセプトモデルを発表

アウディAGは3月17日に行った2022年の年次記者会見で、ラグジュアリークラスの電動駆動モデル「アウディA6 Avant e-tronコンセプト」を発表した。

Text by HARA Akira

前後アクスル間に容量100kWhものバッテリーを搭載

2021年の上海モーターショーで発表した「A6 e-tronコンセプト」のアヴァントバージョンとなる本モデルは、PPE(プレミアムプラットフォームエレクトリック)プラットフォームに基づく電気駆動システムを採用しており、市販を前提に開発されたもの。ボディサイズは全長4,960×全幅1,960×全高1,440mm。エクステリアはクローズドシングルフレームや横幅いっぱいに広がるリアライトストリップなど、e-tronシリーズとの関係性を強調している。Cd値はA6 e-tronコンセプトの0.22を0.02上回る優れたもので、側面から見ると一つの大きな塊から削り出したように見え、22インチの大径ホイールと短いオーバーハングがスポーツカーを連想させるプロポーションとなっている。
PPEモデルの特徴は、前後アクスル間に容量100kWhものバッテリーを搭載していることで、2基の電気モーターを搭載したモデルは350kWのシステム出力と800Nmのトルクを発生。最上位のハイパフォーマンスモデルは0-100km/h加速を4秒未満でこなしてしまう。また、リアに1基のモーターを搭載したベースバージョンはオンデマンドの4輪駆動システムを実現しており、100km/hまで7秒未満で加速できる。
1充電航続距離は700kmを超え、800Vの充電テクノロジーによって最大270kWの出力で充電が可能になり、300km以上を走行可能なレベルまではわずか10分、25分以内でバッテリー容量を5%から80%に充電することができる。
デジタルマトリクスLEDとデジタルOLEDテクノロジーを採用したフロントヘッドライトによって目の前の壁に動画を投影したり、側面の3台のLEDプロジェクターによってドアを開くと地面を光のステージに変えたり、コーナーの4台のLEDプロジェクターによってターンシグナルを地面に投影したりというライトテクノロジーを採用したのも本モデルの特徴になっている。
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