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2020年3月9日
ホンダヨーロッパ・リミテッド、EV向けエネルギーマネジメントサービスを2020年中にスタート|Honda
Honda e:PROGRESS|ホンダ エネルギーマネジメントサービス「イー プログレス」
再生可能エネルギーの活用と充電コスト低減を両立
ホンダの英国現地法人であるホンダヨーロッパ・リミテッド(本社:英バークシャー州ブラックネル 井上勝史社長)は、現地時間3月3日、欧州で自動車メーカー初となる、再生可能エネルギーの活用と充電コスト低減を両立する電気自動車(EV)向けエネルギーマネジメントサービス「e:PROGRESS(イー プログレス)」を2020年中に開始すると発表した。
Text by HARA Akira
まず英国で提供が開始され、順次欧州各国に展開される予定
e:PROGRESSはホンダと、スマート充電、リソースアグリゲーションを専門とするMoixa(モイクサ)社、そして電力会社のVattenfall(バッテンフォール)社の3社が共同で提供するサービスだ。
契約者はスマートフォンのアプリケーションで必要な充電量を入力し、EVを「Honda Power Charger(ホンダパワーチャージャー)」など自宅の充電器につなぐだけ。モイクサ社の「GridShare(グリッドシェア)」システムを通じ、バッテンフォール社が提供する変動型電気料金を活用して、最も電気料金が安い時間帯に自動的に充電が行われるというものだ。これにより、電力需要の平準化と、再生可能エネルギー由来の電力使用拡大が望めるとする。
同サービスは、2020年中にまず英国で提供が開始され、順次ドイツや欧州各国に展開される予定となっている。
なお、ホンダパワーチャージャーはホンダが開発したEV用充電器で、e:PROGRESSサービスの開始に先立ち、ホンダ製EV「Honda e」のデリバリー開始と同時に2020年初夏に欧州で発売される。
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