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2021年7月6日
マイバッハのSUV「マイバッハGLS600 4MATIC」がデビュー|Mercedes-Maybach
後席にはシャンパングラスとシャンパンボトル 3 本が入るクーリングボックスを装備
室内パッケージで特徴的なのはSUVならではの高めのヒップポイントで、セダンの Sクラスと比較すると運転席で250mm以上、後席で280mmそれぞれ高い。電動格納式ランニングボードにより乗降は容易に行える。4人乗りが標準仕様だ。
GLS の 3 列シートを2列にしたことで、後席をGLS よりも120mm 後方へ配置して余裕あるレッグスペースを創出。後席バックレストの通常の角度は 27 度で、 1,020mm のヘッドクリアランスを確保。さらに、メルセデス・マイバッハ S クラスと同様に最大で 43.5 度までのリクライニングが可能で、ゆったりとくつろいだり、仮眠を取ったりするにも最適な空間となっている。後席の後方にはパーセルシェルフが付いた固定式のパーティションを設置し、居住スペースとラゲッジスペースを分離した。 これにより、ボディ剛性/騒音レベルや空調効果の向上を図ることができた。
左右の後席の間には、専用シャンパングラスの収納部と、750cc のシャンパンボトル 3 本が入る大型のクーリングボックスを装備した。また、全てのシートにリラクゼーション機能を標準装備。それぞれのバックレストには体に圧力を加えるポイントが 10 箇所あり、シートヒーターとの組み合わせで温めながら押圧を行うことが可能だ。
インテリアはデジタル技術と上質な素材が融合した高級感漂う空間を形成。ダッシュボードやステアリングは厳選したナッパレザーで覆われ、エアアウトレットのルーバーにはクロームの加飾を施すことで、フロントグリルのピンストライプを想起させるデザインとした。
コックピットディスプレイは、イグニッションをオンにするとMAYBACHの文字と専用の配色によるグラフィックが浮かび上がる。表示モードは「クラシック」 「スポーツ」「プログレッシブ」「ジェントル」などから選ぶことができる。
内装は、5種類のウッドインテリアトリムと、3種類のインテリアカラー (ブラック、マホガニーブラウン/マキアートベージュ、クリスタルホワイト/シルバー グレー)のナッパレザーの組み合わせが選択可能。クリスタルホワイト/シルバーグレーは高級ヨットの艇内をモチーフにしており、ホワイトレザーにあしらったパイピングのローズゴールドはメルセデス・マイバッハ専用のディテールの一つだ。
標準装備となる Burmester®ハイエンド 3D サラウンドサウンドシステムは、高性能スピーカー27個と 24チャンネルアンプ、合計出力 1,590W のシステムにより、室内の条件に合わせて適正に調整された優れたクオリティのサウンドを提供。さらに前後席間の会話をサポートする双方向車内通信システムを備えている。