レクサスRXがマイナーチェンジ|Lexus
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2019年9月5日

レクサスRXがマイナーチェンジ|Lexus

Lexus RX|レクサスRX

レクサスRXがマイナーチェンジ

レクサスは8月29日、ミドルクラスのラグジュアリーSUV「RX」をマイナーチェンジし、同日から販売を開始した。

Text by HARA Akira

世界初のブレードスキャン式ヘッドライトなど上質装備満載

レクサスのミドルクラスSUV「RX」がマイナーチェンジを迎えた。エクステリアでは、ヘッドランプをより小型化。スピンドルグリルをL字型ブロック メッシュパターンとすることで抑揚をつけ、中心に向けて押し出し感のある立体造形とした。サイドはフロントバンパーからドアサイドまで連続したキャラクターラインを入れ、リアはバンパー下端のマフラーやアンダーガードを水平基調の意匠としてワイド感を演出している。
インテリアは、ナビゲーションのタッチディスプレイ化や充電用USBソケットの増設、スマートフォンの収納箇所を追加したほか、ロングボディモデル「450hL」のサードシートに前後2種類のシートポジションを設定。さらにセカンド キャプテンシートをオプション設定した。
走行面では、ボディのスポット溶接の打点を増やすことで高剛性化したほか、サスペンション周りの剛性アップ、アンダーステアを抑制するアクティブ コーナリング アシストの採用、フリクション コントロール ダンパーを追加したショック アブソーバー、その減衰力を電子的に最適制御するNAVI・AI-AVSなどにより、優れた乗り心地はそのままに高い操縦安定性とリニアなステアリングフィールを獲得したという。
さらに、スポーティな“F SPORT”モデルでは、Fメッシュパターンのスピンドルグリルとサイドグリルを採用したほか、スピンドルグリルおよび前後バンパーに漆黒メッキをあしらい、ダークブラック塗装の専用アルミホイールと組み合わせることでスポーティさを強調。走りでは、前後に装着した微振動を吸収するパフォーマンス ダンパーや、瞬時にロール制御するアクティブ スタビライザーなど専用チューニングを施し、よりスポーティな走行性能が追求されている。
先進安全面では、世界初のブレードスキャン式AHS(アダプティブ ハイビーム システム)を設定。その仕組みは、光源であるLEDからの光を高速回転するブレードミラーに照射。それに反射した光がレンズを介して高速移動しながら前方を照らすというもの。これにより、従来のAHSより細かい遮光が可能となるとともにハイビームの照射範囲が拡大され、対向車や先行車を眩惑することなく素早く歩行者や標識を認識することができるという。
また、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の機能はさらに進化。運転支援時の車両挙動がドライバーにとって自然で安心感のあるものになっている。
8パーセント消費税込みの価格は、2リッター4気筒ターボの「RX300」が503万3,727円から630万3,273円、3.5リッターV6ハイブリッドの「RX450h」は615万6,000円から758万9,455円、ログボディの「RX450hL」は781万5,273円となる。
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