ポルシェ、“控えめな表現を好む高性能アスリート” 911 GT3ツーリングパッケージを導入|Porsche
CAR / NEWS
2021年6月18日

ポルシェ、“控えめな表現を好む高性能アスリート” 911 GT3ツーリングパッケージを導入|Porsche

Porsche 911 GT Touring Package|ポルシェ911 GT3ツーリングパッケージ

“控えめな表現を好む高性能アスリート”911 GT3ツーリングパッケージ

ポルシェジャパンは、ポルシェが“控えめな表現を好む高性能アスリート”と謳う新型「911 GT3ツーリングパッケージ」の予約受注を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

固定式リアウイングを搭載せず、リアスポイラーが必要なときにダウンフォースを発生

1973年モデルの「911カレラRS」に設定されたことにルーツをもつツーリングパッケージ。当時すでに純粋な911デザインとクラシックなインテリアエレメントに焦点が当てられていたという。その後、2017年に再びこのアイデアを復活。先代の911 GT3にも設定され、今回その最新型が登場したわけだ。
エクステリアで大きな特徴となるのが、固定式リアウイングを搭載しなかったこと。その代わり、自動展開するリアスポイラーが高速走行時に必要なダウンフォースを発生させるという。また、リアリッドグリルには、“GT3 touring”ロゴが配され、サイドウインドウとスポーツエグゾーストシステム テールパイプのトリムストリップはシルバーカラーとなる。
911 GT3ツーリングパッケージは、インテリアにもクラシックスポーツカーの雰囲気が演出されている。パーシャルレザーインテリアは、ブラックのステッチが特徴で、ステアリングホイールリムやギア/セレクターレバー、センターコンソールカバーなどはブラックレザーで覆われている。また、ドアエントリーガードと、ダッシュボードとセンターコンソールのトリムエレメントは、ブラック ブラッシュアルミニウム仕上げとなる。
パワーユニットは、911 GT3と同じく最高出力375kW(510ps)を発生させる4.0リッター水平対向6気筒エンジンをリアに搭載。911 GT3では通常6段GTスポーツマニュアルトランスミッションが標準装備されているが、ツーリングパッケージでは追加料金なしで7段PDKデュアルクラッチトランスミッションに変更することも可能だ。
さまざまなオプションも用意されているが、中でも注目なのが、ポルシェデザインがオーナーだけに提供する特別なクロノグラフ。フライバック機能を備えたムーブメントのローターは車両のホイールをイメージしたもので、車両のコンフィギュレーションに応じて6つの異なるバージョンを用意されている。
クロノグラフ911 GT3ツーリングパッケージ仕様には、「GT3」のエンボス加工が施されたポルシェに用いられているレザーを使ったストラップを装着。ポルシェ専用の糸を使用したブラックのステッチが施されているのがポイントだ。
911 GT3ツーリングパッケージの価格は2296万円となる。
問い合わせ先

ポルシェ コンタクト
Tel.0120-846-911
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