内外装を一新──マイナーチェンジを受けたMINIがデビュー|MINI
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2021年5月27日

内外装を一新──マイナーチェンジを受けたMINIがデビュー|MINI

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内外装を一新──マイナーチェンジを受けたMINIがデビュー

ビー・エム・ダブリューは、MINIのハッチバックモデル「MINI 3ドア」「MINI 5ドア」「MINIコンバーチブル」をマイナーチェンジ。販売を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

安全装備を充実させ、MINIコネクテッドを全車標準装備

新たに内外装のデザインを一新したMINIがローンチされた。
MINIの特徴的なアイコンの一つであるヘッドライトは、LEDヘッドライトへと変更。全車標準装備となった。それに伴い、フロントグリルは大型化。伝統的な六角形グリルが際立たせられた。
これまではフォグランプが装備されていたフロントバンパー下部には新たにエアカーテンを採用。前方からの空気の流れを効率よくエアインテークに送り込むことで、デザイン性とともに空力性能も向上させている。
バンパー中央部分は従来のブラックからボディと同色に変更され、新しいフロントデザインのアクセントに。ラジエーターグリルを囲む六角形のフレーム部分はより太くなったほか、新デザインのサイドスカットルは、洗練された印象を側面に与えている。
インテリアでは、タッチ操作が可能な8.8インチ・ワイドカラーのセンターディスプレイを全車に標準装備するとともに、デジタル表示のマルチディスプレイメーターパネルを取り入れることでモダンな室内空間を演出。
センターディスプレイはスイッチ類も含めてフラットなデザインとなり、ディスプレイ内の表示レイアウトもモダンな印象に変更。また表示方法をドライバーの気分に応じてブルーを基調とした落ち着きのある雰囲気を演出する「ラウンジモード」や、ゴーカートフィーリングを視覚的に演出する「スポーツモード」に変更することも可能だ。
さらにレザーステアリングホイールが全車標準装備になるとともに、インテリアサーフェースが中央のエアコン吹き出し口を取り込んだ一体型のデザインに刷新され、全体としてモダンで洗練された印象が生み出されている。
また、高性能エンジンを搭載したサーキット志向のモデル「ジョン・クーパー・ワークス」は3ドアとコンバーチブルを展開。エクステリアを大幅に一新し、スポーティな個性を強調するデザインとなった。
コネクティビティでは「MINIコネクテッド」を全車標準装備。もしもの時に備えるSOSコールなども提供される。このほかにもスマートフォンアプリ「MINI App」と連携させることで、遠隔でも車両の状況や位置の確認、ロックやその解除、ヘッドライトの点灯などが可能に。さらに地図アプリとの連携やディーラーへの入庫予約リクエストなどもできるように。
安全運転システムは、アクティブクルーズコントロールにストップ&ゴー機能を搭載。エントリーグレードの「ONE」以外には、MINIブランドとして初搭載のレーンディパーチャーウォーニングや、前車接近警告機能、唐突回避・被害軽減ブレーキも標準装備されている。
オプションラインアップも大きく変更。「トリム」と呼ばれる新しいデザインパッケージが設けられ、全世界統一でシンプルなオプションラインアップへと刷新。「トリム」にはシンプルな「エッセンシャル・トリム」や、MINIの伝統的な個性が際立つ「クラシック・トリム」、スポーティな「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」、上質な装備を盛り込んだ「MINIユアーズ・トリム」の4種類を設定。この「トリム」をベースに装備を選択していくことで自分の好みに沿ったモデルを簡単に作ることができるようになるという。
ボディカラーでは、グラデーションデザインを用いたカスタマイズ性の高い「マルチ・トーン・ルーフ」や、新色3色も追加されている。
価格は3ドアが273万円から397万円で、5ドアは290万円から427万円、コンバーチブルは385万円から453万円。ジョン・クーパー・ワークスモデルは3ドアが482万円、コンバーチブルモデルが538万円となる。
問い合わせ先

MINI カスタマー・インタラクション・センター(平日 9:00-19:00、土日祝 9:00-18:00)
Tel.0120-3298-14
http://www.mini.jp

                      
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