ポルシェデザインの50周年を祝う911タルガ4GTSの限定モデルが登場|Porsche
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2022年1月21日

ポルシェデザインの50周年を祝う911タルガ4GTSの限定モデルが登場|Porsche

Porsche 911 Edition 50Y Porsche Design|ポルシェ 911エディション50Yポルシェデザイン

ポルシェデザインの50周年を祝う911タルガ4GTSの限定モデル

ポルシェジャパンは、ポルシェデザインの50周年を記念し、「911タルガ4GTS」をベースにした750台限定の「911エディション50Yポルシェデザイン」を発表。予約受注を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

F.A.ポルシェのアイコニックなデザインをちりばめた特別なモデル

フェルディナンド・ポルシェ博士の孫であり、初代911のデザイナーでもあったフェルディナント・アレクサンダー・ポルシェ(F.A.ポルシェ)氏が弟のハンスペーター氏とともに1972年に設立したポルシェデザイン。
「良いデザインは誠実でなければならない」というF.A.ポルシェの哲学に従ったポルシェデザインは現在でもさまざまなプロダクトを世に送り出している。
このポルシェデザインが50周年を迎えたことを記念し、F.A.ポルシェのアイコニックなデザインにインスパイアされた「911エディション50Yポルシェデザイン」が登場。ベースとなるのは、F.A.ポルシェがデザインした911の流れをくむ「911タルガ4GTS」だ。
過去へのオマージュとしてクラシックなチェック柄のシートセンター、標準装備されるスポーツクロノパッケージにはポルシェデザインによるレッドの秒針が印象的なサブセカンドクロックなど、アイコニックなデザインがちりばめられた。
ボディカラーは、1972年にF.A.ポルシェがデザインした腕時計「クロノグラフⅠ」と同じブラックに塗装。プラチナサテン仕上げとなる“Porsche Design”ロゴ入りのクラシックなサイドストライプが側面を飾る。
タルガバーはレーザー加工を施したプラチナサテン仕上げを採用。ブラッシュステンレススチールだったオリジナルのクラシックモデルへの新解釈となる。リアエンジンのカバーのグリルにはF.A.ポルシェのシグネチャーと“Porsche Design 50th Anniversary”バッジが付けられた。
限定モデルが発表される一方で、ポルシェクラシックでは2年間の時間をかけて1972年に製造された「911 S 2.4タルガ」のレストアを実施。「911エディション50Yポルシェデザイン」との歴史的な対比をできるよう取り組んできたという。
しかし、ベース車両の状態が悪く、一部の部品が不足するなどトラブルも。そこで、ポルシェクラシックの専門家たちは、エンジンとシャシーを当時の最上位モデルであるSバージョンのスペックへとアップグレード。機械式フューエルインジェクションを装備した2.3リッターエンジンが最高出力190psを発生できるようにしたといい、これら2種類の911 タルガなどでポルシェデザイン50周年を祝す。
「911エディション50Yポルシェデザイン」は世界750台限定で、価格は2505万円となる。
問い合わせ先

ポルシェカスタマーケアセンター
Tel.0120-846-911
https://www.porsche.com/japan/jp/

                      
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