ベントレーのSUV、その片鱗を見せる|Bentley
CAR / NEWS
2015年1月15日

ベントレーのSUV、その片鱗を見せる|Bentley


Bentley|ベントレー


ベントレーのSUV、その片鱗を見せる





ベントレーは2016年に販売を開始する、初のSUVモデルの画像を公開した。



Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)




2016年にはプロダクションモデルが登場


ベントレーがはじめて手がけるSUVは、2012年のジュネーブモーターショーにおいてコンセプトモデル「EXP 9 F」として登場。その後、グッドウッドをはじめ世界各地を巡りながら市場の声をあつめ、2013年7月、正式に市販化にゴーサインが出た

「SUV市場におけるまったくあたらしいセグメントを開拓するだろう」とベントレー モーターの会長兼最高経営責任者が語るこの新モデルは、ラグジュアリー、パフォーマンス、クオリティそしてクラフツマンといったベントレーの特徴をすべて兼ねそなえたものになるという。

今回公開されたのは1枚の画像のみだが、その姿は、大小を組み合わせた4灯の丸目ヘッドライトや台形のメッシュグリルなど、先日ジュネーブモーターショーでリファインを受けた「コンチネンタル」シリーズやV8エンジンが追加された「フライングスパー」にも共通する、まごうことなきベントレーの顔だ。前回のデザインスケッチからイメージ画像へと進化したことは、開発が順調に進んでいるあらわれと予想される。




2012年のグッドウッド フェスティバル オブ スピードに登場したEXP 9 F





2012年の北京モーターショーで公開されたEXP 9 Fのインテリア





コンセプトモデルEXP 9 Fの時点では、最大800Nmものトルクを発生する6リッターW型12気筒ツインターボエンジンを搭載。さらに、V8やV6ハイブリッドも予定されていると語られていたが、プロダクションモデルにどのようなエンジンが採用されるかは未発表だ。

ベントレーでは2016年から、この新型SUVを年間3,000台ほど販売する計画だ。そして翌年には、こちらもベントレー初となるプラグインハイブリッドモデルの登場もアナウンスされた。