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2015年1月15日
ホンダ、往年のコンセプトカーの3Dデータを公開|Honda
Honda|ホンダ
ホンダ、往年のコンセプトカーの3Dデータを公開
ホンダから、往年のコンセプトカーたちの3Dデータが公開された。自由にダウンロードして、3Dプリンターなどで利用可能だ。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
NSXコンセプトもダウンロード可能
先日のポルシェ「ケイマン」につづき、ホンダからは、往年のコンセプトカーたちの3Dデータが公開された。特設サイトにて配布している。
配布データはstlフォーマットになっており、近年普及が進みつつある3Dプリンターなどで利用可能だ。現在公開されているデータは、1994年の「FSRコンセプト」、1999年の「FUYA-JO(不夜城)」、2003年の「KIWAMI」、2007年の「PUYO」、そして2013年の「NSXコンセプト」の5種類。
公開されているデータは、あたらしい著作権ルール、クリエイティブ コモンズ 4.0に準拠しており、“原作者クレジットの表示”および“非営利目的の利用のみ”という規定が明示されている。この範囲内であれば、3Dプリンターで好きなスケールのモデルをつくるのはもちろん、3Dソフトに取り込んでオリジナルのカラーリングや改造をほどこしてバーチャルモデルカーとしてたのしんだり、自作3D動画への取り込みなど、さまざまな利用が可能だ。
今回のデータ公開は、ホンダが提案する「ものづくり」への取り組みの一環としておこなわれている。デジタルデータの素材提供をつうじてバーチャル体験してもらい、未来のものづくりの担い手を育てたいという願いがこめられているという。
特設サイト|http://www.honda-3d.com/