Volkswagen|フォルクスワーゲン ティグアン ライストン 新型DSGを搭載したティグアンの新モデルが登場
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2015年3月31日

Volkswagen|フォルクスワーゲン ティグアン ライストン 新型DSGを搭載したティグアンの新モデルが登場

Volkswagen Tiguan Leistung|フォルクスワーゲン ティグアン ライストン

新型DSGを搭載したティグアンのニューフェイス

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、同社初のコンパクトSUV である「ティグアン」の仕様・装備を向上させた特別仕様車「ライストン」を設定。9月7日より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて販売を開始した。

Text by OPENERS

高い安定性とコストパフォーマンスを誇るティグアン

ティグアンは、2007 年末にドイツでデビュー。ドイツSUV セグメントにおいて上位の販売台数を誇っている。
日本市場には2008 年9月の「トラック&フィールド」、翌年3月にはより充実した装備とスタイリッシュなフロントフェイスを採用した「スポーツ&スタイル」、さらに10 月にはスポーティなR-Line 専用内外装を装備した「R-Line」を導入し、ラインナップの拡大を図ってきた。「コンパクトなサイズによる運転のしやすさ」「高い4WD 性能と高速安定性」「輸入車でありながら手の届きやすい価格」といった同車の特長が高い評価をうけ、発売後約2年で累計販売台数約5000台を記録した。

今回、ライストン発表と同時にR-Lineの装備見直しもおこなわれ、価格を据え置きつつ仕様、装備の充実がはかられた。また技術的な変更点としては新開発の高効率デュアルクラッチトランスミッション、湿式7速DSGが搭載された。これによりティグアンの燃費は両モデルともに11.6km/ℓと従来比で20パーセント改善された。

Volkswagen|フォルクスワーゲン ティグアン ライストン|新型DSG搭載|02

Volkswagen|フォルクスワーゲン ティグアン ライストン|新型DSG搭載|03

新開発 湿式7速 DSG

フォルクスワーゲンの十八番であるDSGは、ゴルフ、ジェッタをはじめ、現在日本で販売されているモデルの約8割に搭載されている。今回、初となるSUVセグメントへの採用にあたり、あらたに湿式多板クラッチを用いた7速DSGが新開発されたわけだ。

この新型DSGは、重量級車両、大トルクモデルへの搭載を目的に開発されたもので、最大トルク600Nm、最大出力275kW、車体重量3.2tまで許容する。ベースとなる湿式6速DSGから引き継がれるテクノロジーをもとに、7速化のためにあらたな設計がほどこされている。

最大の変更点といえるのが、リバースギア用シャフトを廃し、インプット、アウトプットの2本構造シャフトにした。これにより、7速化にともなう重量増加を避けることに成功している。

“性能”、“効率”を意味する「Leistung(ライストン)」という名をもつ同車は「スポーツ&スタイル」のエクステリアとインテリアが採用される。パワートレーンには「トラック&フィールド」と同様の2.0リッター TSI 125kWを搭載。また、改善がほどこされたR-Lineについてもおなじく2.0リッター TSI が与えられた。

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Tiguan Leistung|ティグアン ライストン
ボディ|全長4430×全幅1810×全高1690mm
エンジン|2.0リッター直列4気筒
トランスミッション|7速DSG(湿式)
最高出力|125kW(170PS)/6000rpm
最大トルク|280Nm(28.6kgm)/4200rpm
車両重量|1640kg
ハンドル|右
価格|385万円

※メーカーオプション装備(ライストンのみ)
・RNS 510+ETC+MEDIA-IN 24万1,500円
・レザーシートセットオプション 27万3,000 円
・レザーシートセット+電動パノラマスライディングルーフセットオプション 42万円

Tiguan|ティグアン R-Line
ボディ|全長4430×全幅1865×全高1690mm
エンジン|2.0リッター直列4気筒
トランスミッション|7速DSG(湿式)
最高出力|125kW(170PS)/6,000rpm
最大トルク|280Nm(28.6kgm)/4,200rpm
車両重量|1640kg
ハンドル|右
価格|421万円

           
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